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毎日作って食べれる、行き当たりばったりの無水スープ

きっかけ

吉野家の前を通りかかったら、「スタミナ超特盛丼」と言う新発売のメニュー。「スタミナ」と付くと、単なる超大盛りの牛丼ではないのかな?ニンニクでも入れた?私は普通の牛丼が好きだし、吉野家は普通の牛丼だけやってて欲しい。そんな勝手なことを思いながら、ホームページで写真を見直して気づいた。

これそもそも牛丼じゃない。牛・豚・鳥丼だ。(※下の写真は吉野家HPより)

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考えてみると、種類の異なる肉を混ぜて使った料理って、この手のB級グルメ的なものしか知らない。強いて言えば合い挽き肉を使った料理くらいだ。混ぜて使うと美味しくならないの?でもハンバーグは合い挽き肉の方が好きだな。

そんなことを考えていたら、もう一つ、色々な種類の肉を使うメニューを思い出した。BBQ。さすがにこれは一つの料理とは言えないが、肉野菜炒めなら料理だな。

そんな気持ちで豚肉と鶏肉の両方を使った肉野菜炒めを作り始めたものの、野菜が多すぎて、上手く炒められそうにないので、蓋をしたら、どんどん水が出て、これはもう具沢山スープ!

水を一滴も加えてないけど、スープ!

作成日:2020/6/7

料理名: 肉野菜炒め改、旨さ凝縮無加水スープ
材料
豚バラ肉 薄切り 200g
鳥もも肉 一口大ぶつ切り 100g
茄子 2本
人参 1本半
グリーンアスパラ 3本
ミニトマト 3個
純米日本酒 100ml
塩 小さじ1

ごま油 大さじ1/2

作り方
1.フライパンに大さじ1のサラダ油、豚肉、鶏肉、半量(小さじ1/2)の塩を入れて炒める。
2.茄子と人参は7mmほどの薄切り、アスパラは5cmほどに切り、トマトは1/4の銀杏切りにして、全てフライパンに入れて、残りの塩(小さじ1/2)を加えて蓋をして、10分間中火で加熱。
3.水分がかなり出てきたけれど、上の方の野菜が浸っていないので、日本酒を加え、さらに蓋をして10分間中火で加熱。人参に火が通ったのを確認した後、ごま油をかけて完成。


感想

・あまりの簡単さと美味しさに「料理なんてこれでええんですよ」と言う土井善晴が心の中に降りてくる。

・野菜の旨味が凄い。人参は砂糖で味付けしたかのように甘く、アスパラの香りが素晴らしい。

・肉の油とごま油が適度なコッテリ感を出していて、満足感を感じる。作るきっかけであった、豚と鳥が混ざっていることは、何の問題とも感じない。

・めちゃくちゃ簡単だし、素材や味を変えればアレンジも無限に広がるので、味噌汁のように毎日作って、毎日食べてもいいとさえ思える。しかも味噌汁と違ってメインのおかずになる。


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