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肉の細切りが嫌な人の青椒肉絲

夏はピーマン

清少納言が生きていたら言ったかもしれない。
夏になるとピーマン、ナス、ゴーヤなどを使った料理が作りたくなる。
ピーマンと言えば肉詰め。だけど実はそんなに好きじゃない。肉の分はハンバーグの方が美味しいと思うし、ピーマンとの一体感が今一つで、食べているとばらけてくる。

そもそも何のためにピーマンに詰めるのか?詰めなきゃダメかな?

そんなことを思って、挽肉をピーマンに詰めないレシピにしようと考えていたら、青椒肉絲のことを思い出した。ピーマン、タケノコ、豚肉の細切りを炒めた料理。これは食べるのは好きなんだけど、豚肉を細切りにするときに、手も包丁も油だらけになるのが嫌なのだ。

そう言うわけで、肉詰めも細切りも不要な挽肉青椒肉絲を思い付いた。「青椒肉絲」の「肉絲」って肉の細切りのことだろうから、これはもう青椒肉絲とは言えないと思う。
ピーマンやタケノコは細切りにするか、肉に合わせてみじん切りにするかも迷ったが、こちらは食感重視で細切りを採用。
今回はアスパラガスも入れてみた。


材料

豚挽肉 160g
ピーマン 6つ 細切り
たけのこ水煮 1パック 細切り
グリーンアスパラガス 4本 スジを取って、5cmくらいに切る
ごま油 大さじ2
(肉の下味用)
 しょうゆ 小さじ1
 料理酒 小さじ1
 片栗粉 小さじ2
(炒め用調味料)
 オイスターソース 大さじ1
 料理酒 大さじ1
 みりん 大さじ1
 しょうゆ 小さじ1
 砂糖 小さじ1


作り方

豚挽肉は下味用の醤油、料理酒、片栗粉をかけて、片栗粉の粉っぽさがなくなるまで混ぜる。 

タケノコは沸騰した湯に入れて、煮たったらザルで湯を切る。

アスパラガスは、濃度1%の塩水で1分半茹でて、ザルで湯を切る。

挽肉をごま油大さじ1で炒め、火が通ったら、ごま油大さじ1を追加してピーマン、タケノコ、アスパラガスを加えてさっと炒める。

ピーマンに油が回ったら調味料を加えて、さっと混ぜて完成。


感想

実は今回のレシピは、計算上は少し薄味になっている。しかし挽肉を使うことで、細切りよりも片栗粉が肉にまとわりつくためか、味がしっかり絡んで美味しかった。


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