現役生はできるだけ早く数学ⅡBを終わらせて入試問題演習に入ったほうが良い理由とは?
歯学部への受験勉強に取り組み始めた現役生には時間的な余裕がないことがほとんどです。
毎日の通学・学校行事・部活動などで時間に追われていて「やらなくては間に合わない」と分かっていても、
自分が志望する歯学部の出題範囲に数学ⅡBまでが含まれていても、数学1A範囲の復習すら手についていないことも珍しくありません。
東京歯科大学や昭和大学などの一般入試を受験する場合、合格者の多くが医学部と併願している受験生です。
医学部と併願している受験生はより早い段階から受験対策に取り組み始め、数学Ⅲまでの学習を終えているケースが多く、
また、歯学部の一般入試よりも難易度の高い1A2Bの問題で演習量をしっかり重ねてきていることが一般的です。
これから歯学部一般入試を受けることを考えたとき、このような医学部併願組との勝負になる、という側面があるのです。
毎年受験生を見てきた経験でいうと、東京歯科大学や昭和大学一般入試の合格者の内、医学部と併願している割合は40%〜60%といったところでしょうか。
だとすると、歯学部専願の受験生は残り少ない合格者定員の枠をかけて勝負することになるわけです。
数学は英語や理科と比べて得点差が開きやすい科目であることが知られており、できるだけ早期に着手して苦手意識をなくすことができれば歯学部受験においてもかなりのアドバンテージになるでしょう。
具体的にいうと、9月末までには1A2Bの典型問題なら見ると同時に解法がある程度思い浮かぶぐらいのレベルまでやりこんで、
10月以降は過去問をフルに使って入試問題演習に時間が使える環境が望ましいところです。
参考書や解説動画などを活用しながら自力でそこまでたどり着く手もありますが、
歯学部専門のマンツーマン個別指導を利用すると、数学の基本からスタートして入試問題演習まで無理なく無駄なく学習環境が整備できます。
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