言葉やメロディが"降ってくる"。信じて。

第40話

前回は、出まかせに"脳内会議"を書きました。
「出まかせ」です。無計画に書いていったわけですが、
意外と、感動的な物語になったんですよね。

自分で言うなっていう話なんですが、
自分も無計画だった故、あれが書けたことに驚く側なんです。


言葉やメロディが"降ってくる"って、みなさんは信じられますか?

はい。唐突にに「メロディ」なんて言っちゃいましたが、
私、作曲もやってましてですね、
そのメロディも"降ってくる"ものなんです。

こっちが無理矢理降らせているっていうことも無くはないですが、
少なくとも、
1音ずつ当てはめていって聴き心地を確かめていくようなことはしてません。
そうやってたら2週間に1曲なんてできませんよ。

で、本題に戻るんですが、
"降ってくる"という感覚を信じてくれますか。

まずね、"降ってくる"ってカッコいいじゃないですか。
カッコいいからこそ、カッコつけたいという気が湧いてくるのも自然です。
とすると、カッコつけたいから、
"降ってくる"と、嘘でも言う人がいてもおかしくないのです。

嘘の"降ってくる"も世の中にはある中、
私の"降ってくる"は信じてもらえますか、ということなのです。

私も実は信じきれてはいません。

そもそも"降ってくる"の原理が分かっていませんし。

降らせ主(?)は自分の中なの?外なの?
自分の中ながら操作不可能な部分なの?(←一番有力)
降る瞬間ってどうなってんの?瞬間だから分かり得ないものなの?
人工的に再現することはできないの?

などなど。
理論では分からないですが、確かに何度も起きてるんですよ。
でもそれが起きたことが分かるのは私だけで、
私以外からは嘘だと言われても仕方ないですし、
私自身も自信がなくなってくるというわけです。

っていうか実際カッコつけたいですし。

これが余計なんですよね。
カッコつけたいという意識がなければ
"降ってくる"も本当なんだなと思えるわけですが、
悔しいかな、私は意識を持つ人間です。
これが話をややこしくしてるんです。


天才っているじゃないですか
あなたの周りの天才を思い浮かべてください。

その天才に感情移入することって、難しくないですか?他の人より。
思考回路が理解できないという点からか。
その人にも自分という意識があることが、他の人よりも信じ難い感じ。

私はその「感情移入しにくい人」なんです。

え?それって「自分=天才」って言ってね?

そうです。
自分を卑下しなければならないという常識を一旦捨てるとそう言えます。

「天才」って表現が良すぎて悪いですかね。
ではこうしましょう。「異端」です。

まあもう実は、「異端」については第12話で話してるんですが。


要するにですね、
天からなんらかを与えられた私には、それを世に放つ義務があるんです。
ノブレスオブリージュです。多分。違ってたらごめんなさい。
…全然違ったわw(今調べた。)

違ってないかを確認するのが、操作可能部分の私の仕事の一つなんですよね。


以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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