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Waiting for my destination

3年半ぶりに4時間かけての飛行機での国内移動をした週末。
噂には聞いていたけれど、空港が大混雑で大混乱していた。
朝9時のフライトに乗るのに、朝5時に出発した。
空港に着いた時には、すでに荷物を預ける為の長蛇の列が出来ていた。
スタッフが出てくるのを今か今かと皆待っていた。
1時間ほど待ったが、結局、人員不足のせいかスタッフが出てくることはなかった。
誰かの指示があったのか、荷物はカウンター前に置き去りにして、お客さんたちはその場を離れていった。
荷物のタグが付いているとはいえ、本当に大丈夫なのか心配になったが、乗り遅れの心配もあり、私たちも荷物を置き去りにしてその場を離れた。
次は、持ち込み手荷物のサイズのチェック。受託手荷物の紛失が相次いでいるらしく、機内に持ち込む人が多いそうだ。
自動でサイズを測ってくれる優れものだったが、30分ほど並んだ。
そして、セキュリティチェック。同様に30分。
国内移動でこれなら、国際便なら何時間前に来れば良いんだろうと思うと眩暈がした。
日本に帰れる日が来るのだろうか。
やっとゲート前に着き、コーヒーを買いに行こうと思ったら、そこにも考えられないほどの列が出来ていた。
コーヒー一杯に45分。待っている間に、

「使用機材の到着遅延の為に2時間遅れの出発」と言うアナウンスが流れた。
ここはまだ出発地か、とため息をついた。





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