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すごい記憶術

いきなりですが、僕は記憶力が全然ないです。人の名前や顔を覚えるのとかすごく苦手で、都道府県を全部覚えれたこともないです。

さすがにそれはやばい、記憶力上げたい、と思った時に買った本がこちら

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まあ読んだからと言って一朝一夕で記憶力が抜群に記憶力が上がるなんてことはないんですけどね(笑)

そもそも記憶とは何か、何を意識すれば記憶が定着するのかということを知ってるか知ってないかでは大きく違います。

なのでこの本を読んだ上で、なるほどと思ったことや実際に意識してみようと思ったことをまとめていきます。


理解と記憶は表裏一体

そもそも理解できていないことは記憶できない。ちゃんと理解していないことはをお覚えようとしても、一時は記憶できてもすぐに忘れてしまうということ。しっかりと理解し、自分の中に落とし込むことでようやく記憶が定着する。


セレゴメソッド

記憶には4つの段階がある。

ファミリア(親近感)…聞いたことがある状態。具体的にそれが何なのかは思い出せない

リコグニション(見分ける)…自力では思い出せないが、選択肢があれば思い出せるレベル

リコール(再生)…選択肢がなくても思い出せる

オートマッチク(自動的・習熟)…瞬時に思い出すことができ、関連事項も頭に浮かぶ

何度も同じ言葉を見たり使ったりしていくと記憶の段階が上がっていく。何か記憶したいことがある時、まずはリコグニションの状態までもっていく。しかし人は忘れてしまう生き物なので、すぐにファミリアの状態に戻ってしまう、そしたらもう一度リコグニションまで覚え直す。基本はひたすらこれを反復する。そうすることで記憶が定着し、実戦で使えるリコールの状態までもっていくことができる。


記憶の定着までには6時間以上の睡眠が必要不可欠

記憶は睡眠中のレム睡眠の状態の時に最も定着しやすいと言われている。

それは、睡眠中なので余計な情報が脳に入ってこず、かつ脳は活動している状態にあるから。

睡眠時間が短いとこのレム睡眠の状態になる前に起床してしまうため、6時間以上の睡眠をとる必要がある。


雪だるま式記憶術

歴史などのストーリーがあるものを覚えようとする時、一から順番に覚えようとすると、次に進む毎に前の内容をどんどん忘れていってしまいます。 

ストーリー性があるものを覚える時に役立つ記憶方法が、雪だるま式記憶術です。

雪だるま式記憶術とは、まず一度ざっくり本を読んで全体を掴みます。そしてその話の格となる部分を理解し、記憶を定着させます。そしてまた本を反復し、核の周辺の事柄を調べ込み定着させる。そしてまた本を反復し周辺の周辺を定着させる。これが雪だるま式記憶術です。

ざっくり本読む→全体掴む→核の部分を理解→テキスト反復→核の周辺を覚える→テキスト反復→その周辺を覚える…

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最初は核だけだった雪だるまを転がして雪玉を大きくしていくイメージ



最後に

これらの方法は記憶する時の手助けをしてくれるが、結局は何度も反復し、忘れたらもう一度覚え直し、どんどんアウトプットしていく。これに尽きます。冒頭でも書きましたが記憶力は一朝一夕では上がらない、そんなことなんてみんなとっくに分かっています。僕もここで書いたことを意識しつつ、コツコツ頑張っていきたいと思います。何事もトライ&エラー、積み重ねが大事ですね。