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「がん」を知るために見たもの

マガジンに抜粋をまとめます

「ふりかえり卵巣がん日記」もスタートしてからもう少しで1年。
自分のための忘備録に、気持ちの整理のためにと始めましたが、「こんな拙い手記でも読んでくださる方がいらっしゃるんだな...」と少しずつ実感するようになりました。

そこで、同じような病気の情報を探している方の参考になればと、私の経験の中で治療中に「これ良かったな!」と思ったものを「ふりかえり日記」の中から抜粋して、「まとめメモ」としてマガジンにまとめていこうと思います。一個人の感覚によるものですが、何かの場面でお役に立つことがあれば嬉しいです。

「がん」を知るために見たもの

* 国立がん研究センターのホームページ「がん情報サービス」
(「ふりかえり日記」#03、#14 より)

各種がんの解説や治療法についてはもちろん、それ以前の「治療までに準備しておきたいこと」「情報を探すときのポイントとは」といったイロハのイから触れられています。すごく見やすく、言葉もとても分かりやすく読みやすくいサイトです。見ていて圧迫感が無く、とても優しい先生が教えてくれてるみたいな感じ。各種がんと、それにまつわる情報(「がんと仕事のQ&A」など。これ、とても役に立ちました)の冊子などもダウンロードできるようになっています。

私は「がんかも?」と診断された後、情報収集のために最初にこれを見ました。「ここに来れば必要なことは書いてある」という安心感があり、治療中も(今でも)何か知りたいときには、まずここを見ます。

* 書籍「患者必携 がんになったら手にとるガイド 普及新版」
(「ふりかえり日記」#11より)

これも国立がん研究センターの編集。「がん情報サービス」の記事と重複するところもあるけど、「がんと診断されたら」から始まって、がんの基本的な知識と治療法、療養生活のヒントに経済的支援まで。順序立てて本にまとめられていると、さらに頭に入りやすかったです。

そして意外とよかったのが、小さいコラムのように「患者さんの手記」がちょこちょこ載っていたこと。具体的な病例と治療法や、気持ちの変化や考え方などが率直に書いてあるのを読むと安心しました。「私だけじゃないんだなー」と思えると、ホッとします。とても良い本だと思います。


 

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