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楽しい終活

こんにちは。
春らしくなってきましたね♪
琵琶湖畔の湖北地方も梅が咲いています。
長浜市と言う小さい街ですが城下町の古民家再生と黒壁スクエアですっかり観光地になっています。
また慶雲館という場所では毎年この時期に盆梅展が開かれています。

本題からはずれました。
さて我が家は小さく古い二階建てです。
そこに嫁さんと3人の息子、計5人が住んでいましたから、それは凄まじい人口密度が高いものでした。
やがて今となっては子供は世帯を持ち家庭を持ったもんですから、この家は嫁さんと二人きりになりました。

そこで終活とはならず、少し淋しい気がしていました。
子供たちの使った部屋には生活感があり、そのまま置いたままでした。

でも良くみればタバコの空箱や酒の瓶、はたまた教科書(新品のような)やノート(白紙)など残しておいてもしょうがないもの多数。
これは終活でなく片付けないと。
すると出るわ出るわ。
仕事の合間に片付けること1ケ月。
すると狭い我が家は少し広くなりました。

するとやりかけたら止まらない私の性格だから滅多に使わないタンスや衣装ケースを二階へ。
これは結構大変でした。
するとタンスで日も当たらない南側は陽が入るようになり明るくなりました。 
そこで北側の居間を南側の部屋にしようと考え、まずは小さなソファを買いました。
メインのテレビも移し、使ってなかった大和火鉢にニスを塗りテレビ台にもしました。
これでやっと、お日様の当たる居間らしくなり楽しくなってきました。
そして全くその役割りを果たしてなかったキャビネットを整理。
思い出のアルバム全巻。私の好きな80年代のF1のプラモデル、レースをやっていた頃のヘルメット、家族の写真、趣味の小物もキャビネットに収めるとなかなか絵になりました。

もっと居間らしくしようと渓流釣り好きな私の憧れてる「尺岩魚の剥製」釣った岩魚の魚拓を飾り、真ん中に長方形の長コタツ。
これで夢?だった居間が完成。
いや、まだまだ。
長年お世話になった大きな仏壇。
これは個人的に考え方があると思いますが、ご縁さんにお願いした後、大切に解体して家から出しました!
もちろん、その後には小さな卓上仏壇を買いましたが。
この仏壇のスペースは物凄く空きました。そこへ大きなラックを買い趣味の渓流釣りの道具、バイクの装備を。
するとその大きなラックは一瞬でいっぱいになりましたけど。
これで完全に趣味の匂いがする居間が完成しました。

そして今日。
今から35年くらい前に神戸異人館で購入した大テーブルを譲ります。
このテーブルにはたくさんの大切な思い出があります。
それをお譲りする決心をしました。
わざわざ京都から来られるアンティーク好きなご夫婦の元にいきます。

さぁ、これで大テーブルで狭かったキッチンにスペースができます。
ここは孫たちの遊びスペース。
キッチンにはアイランドキッチンがまもなく来ます。

あれだけ狭く陽が当たらない我が家は明るく、とても楽しそうな空間に変わりました。
思い切って断捨離もしました。
思い出がなくなるようですが、「物」の思い出はわずかでいい。
思い出は一生忘れることなく自分の中にあるから。

大切なのは「今」だと考えました。

さて次は二階を子供たちが帰って泊まれるように、ふた部屋を一部屋に、ふすまを取り布団を敷いても少し孫たちが遊べるようにしよう。

夢と現実。

両方が叶う終活はまだまだ続いていきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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