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不適切指導を考えるシンポジウム

2021.10.16
安全な生徒指導を考える会として初めてのシンポジウムを開催しました。

生徒指導提要が10年ぶりに改訂されることになりました。
また、「こども庁」の創設をめぐって子ども政策が注目されているところでもあります。

昨年(2020年)の小中高生の自殺者数は、過去最多の499人となりました(警察庁統計)。
しかし、小中高生の自殺の約6割は、「原因不明」として処理されてしまっています(文科省調査)。

なかでも、不適切指導による自殺(指導死)は調査の仕組みが整っておらず、調査がきちんと行われずに「原因不明」として処理されてしまうものも多いと考えられます。
現在の生徒指導提要の内容にも、改訂に向けての議論の中にも、不適切指導の存在は触れられていません。

まずは、子どもの自殺にも関わる不適切指導の存在を、多くの人に知ってほしい!さらに、不適切指導の存在を踏まえた生徒指導提要の改訂が行われてほしい!
という願いで、考える会のシンポジウムが始まりました。


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