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初めましてのお客様と信頼関係を作る万能な「型」

こんにちは。

スタイルを大切にするビジネスオーナーさんとデザイナーさんを応援するwebデザイナー安間祥子です。

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今日は、真面目と遊びを織り交ぜながら、
「初めましてのお客様と信頼関係を作るオールマイティな型」をご紹介します。


名刺、チラシ、LP、などなどどんなデザインにも活かせる型(構成)だと思うのでぜひ最後までお読みください。


人の心を動かす研究から生まれたマーケティング
成功する骨組みは大体決まってる

私はLP(ランディングページ)という

見ている人に「登録」「購入」など
一つの行動を取ってもらう
ために制作するwebページのデザインを
専門でやっているのですが


効果的なLP(LPに限らず言えるけど)を制作するとき、
「初めまして」の人に信頼してもらって
行動(登録や購入)してもらうためには
鉄板!とも言えるページ構成があるんです。


ざっくりその構成はこんな感じ。

・誘起
・結果
・証拠
・共鳴
・信頼
・ストーリー
・クロージング
・PS


※今日は、中小企業のLP制作会社と言ったらここ!
先日clubhouseでちょこっとお話しさせていただいて、
すっかりファンになった株式会社FREE WEB HOPEの代表・相原祐樹さん(同い年)が書かれている「ランディングページにおける鉄板の構成」から引用させてもらいました。


実際はこの要素を商材によって組み替えたりしていきますが、
こんな感じで説明していくと、人の心に届きやすいと言われています。


夫と久々に
ゆっくり晩酌していた時の出来事

息子達が早く寝てくれた日
夫のやっちゃんと自宅のリビングでビールを飲んでいると、

おもむろにスマホを取り出してきて

「ねーねー!マイティ・クラウンがやばいんだよ!!!」

って言ってきたんです。

マイティ・クラウン???
なんだっけ?
誰だっけ??


知ってますか?

私自身あまり詳しく知らなかったのですが


マイティ・クラウンは
日本のレゲエのグループ(レゲエサウンド)で
世界的に活躍する大御所スーパースター

私はそんなにレゲエサウンドに興味がなかったので
ちゃんと聴いたことなかったんですよね。笑
名前しか知らなかった。


やっちゃん(夫)曰く


日本人のマイティ・クラウンがNYのイベントで
どアウェーな中、徐々にお客さんを盛り上げていくのがかっこいい!

日本のロックフェスに出て
ロックとレゲエっていうジャンルの壁がある中
最終的に超一体化して超盛り上がるのに至っては感動!


なんだそうで。熱く語ってきたんですね。

最初は
へ〜(真顔)
くらいにしか思ってなかったんだけど、

(今このnoteを読んでいるあなたもそんな感じでは。笑)

実際におすすめされた動画を見てみたら


超意外なことに
webマーケティングやライティングとの共通点が
たくさん出てきた
んですよね!


なんでこんなに共通項があるんだ?って
それがめちゃめちゃ面白かったので

今日はレゲエに馴染みがない方にも
わかりやすいようにシェアしたいなと思います。

(という私もそこまでレゲエ詳しくはないので、間違っていたら教えてくださいw)

敵が味方になる戦略とは?

もう一度LPの鉄板構成を確認。

・誘起
・結果
・証拠
・共鳴
・信頼
・ストーリー
・クロージング
・PS

この要素を商材によって組み替えたり選んだりしながら作っていきます。


夫に最初に見せられたマイティ・クラウンのyoutube動画は↓↓↓


(最初の半分くらいみてもらえれば良いかと)

ニューヨークでのクラッシュ(DJバトルみたいな感じと思ってください)で
対戦相手もお客さんも黒人な中、日本人のマイティ・クラウンは超アウェーで出てきただけで大ブーイングされちゃうんですね。


そんな中、マイティ・クラウンがとった作戦は…


・お客さんの出身地を挙げてお客さんみんなを讃える(BIG UP)
・レゲエのルーツ、ジャマイカの国歌を流す


まず相手に話を聞いてもらえる
状況を作る大切さ

相手はそもそもこちらには興味なんてないと思った方がいいです。


だから、まず大切なのは

相手のことを理解していることを伝える。
こちらの話を相手にとっての「自分ごと」にする。
ということなんですよね。

これってLPでもブログでもメルマガでもLIVE配信でもすごく有効な手法。


タイトルや導入の文章で読む人が「自分ごと」と感じてもらえるような書き方に変えるだけで反応がすごく変わります。


今回の私のnoteも


「レゲエとLPの構成の共通点」


みたいなタイトルにしてもよかったけど、
それだとレゲエに興味ない人には響かないと思って


初めましてのお客様と信頼関係を作る万能な「型」

ってタイトルにしています。

ここまで読んでくれてるってことはちょっとは気になったってことでしょ?笑


これが【誘起】の部分ですね。


マイティ・クラウンは

・お客さんの出身地を挙げてお客さんみんなを讃える(BIG UP)
・レゲエのルーツ、ジャマイカの国歌を流す

ということで達成していました。

人の心を動かすデザイン=マーケティング

広辞苑で「デザイン」を索くと

意匠計画。製品の材質・機能および美的造形性などの諸要素と、技術・生産・消費面からの各種の要求を検討・調整する総合的造形計

と出てくる。

デザインとはつまり目的達成のためにどういうプロセスを踏むかっていう計画や構成それ自体のこと。

動画の中でMASTA SIMON(マイティ・クラウンの人)も

人のハートを掴む心理戦はクラッシュの醍醐味

と言っています。


人のハートを掴む心理戦
まさにマーケティング
ですよね。

LP → ユーザーに登録や購入してもらう

レゲエ → みんなにその場を楽しんでもらう

ぱっと見全然違う事象なんだけど、
同じような型(骨組み)が使われているのがとても興味深いです。

「型」というとなんだか窮屈に感じるかもしれませんが、


誰に届けたいのか?
自分の持つスタイルは?

によって見た目も内容が大きく変わってくる。

届けたい人のことを思って受け取りやすいように構成・デザインしていくとそれぞれのスタイルになるんでしょうね。

【重要】スタイルがあるから人に届く

私が仕事をする上で大切にしている考え方


スタイルのある
スモールビジネスが
世界を美しくする


今回紹介したマイティ・クラウンはまさにスタイルの塊でした。


ビジネスで使うLPにスタイルなんて関係ある?
と思うかもしれません。


でも、両者の「目的」は抽象度を上げれば
「人と繋がり美しい瞬間を共有する」
だと思うんです。


LPもその先には商品やサービスがあって

その商品やサービスは
あなたが誰かの悩みを解決するために

大きく言えば
よりいい人生にしてもらうために

作ったものなのではないでしょうか。

そしてそのビジネスやサービスが生まれた背景には
きっとあなただけのルーツやストーリーがあり、
そこからスタイルが出来上がると思うんですよね。

……


あ、またなんか重い感じになってしまった。笑
つい重くなってしまいがちw

軽めにまとめると、


いろんな人が巻き込まれながら
あたらしい世界と繋がって
なんともハッピーで
美しい瞬間が作られていく
私はそのエネルギーが大好き。

その「場」にはスタイルを目印にみんなが集まってくる。


スタイルには今日お伝えした
鉄板の構成の要素が詰まってると思うんですよね。
滲み出てる感じ。


世間の目があるから
「こう在らなければいけない」

じゃなくて

自分が目指しているから
「こう在らなければいけない」

っていう自分の中の軸がスタイルなんだと思います。


そのスタイルがもうなんか色々物語っちゃってるよね。
みたいな。

そんなスタイルのある人でありたいな。
あなたはどうですか?

って、結局重くなったw

最後に、
わかりやすくてテンション上がる動画どうぞ!

今日紹介したマイティ・クラウンのニューヨークの映像は馴染みがなくてわかりにくかった方もいたかもしれません。英語だし。


もう一つわかりやすいマイティ・クラウンの動画があるので、
今日はそちらを紹介して終わりにしますね。

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ジャンルの壁をぶっ壊す!どアウェーからホームへ変える方法 / AIR JAM 2012 Live at TOHOKU


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夫が

日本のロックフェスに出て
ロックとレゲエっていうジャンルの壁がある中
最終的に超一体化して超盛り上がるのに至っては感動!

と言っていた動画です。

日本のロックフェスの映像なのでとてもわかりやすいと思います。


なかなかみんなでワイワイ音楽を聴くのも叶わないご時世ですが

ぜひゆっくりビールでも飲みながら
アウェーをホームに変える骨組み、LPの鉄板構成がどうハマっているかをチェックしてみてください。


MASTA SIMONの「昔パンクバンドをやってた」っていうストーリーあたりからの場の一体感&盛り上がりはなんだか、胸に来るものがあります。


いろんな人が巻き込まれながら
あたらしい世界と繋がって
なんともハッピーで美しい世界が作られる瞬間

をぜひ体感して
いいエネルギーもらっちゃってください〜。


それでは、また!

BIG UP! ←レゲエで相手を賞賛する言葉(ジャマイカ風にいうとビゴップと発音します)
(すぐにかぶれるw)


P.S
最初ちょっとださく見える(失礼)マイティ・クラウンのDJブースにかかるロゴのデザインが、
最後にはかっこよく見えてしまう不思議もぜひ体感してもらいたいです。笑


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