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陰陽五行説とは①
前回の自己紹介では、私は氣功アーティストとして活動をしていること、絵を描く時、陰陽五行論を使っていることを描きました。
↓↓↓
そこで使っている陰陽論・五行説について、基本的な考え方を説明します。
五行説とは
東洋医学では、エネルギーが5つの属性に分けられています。
木・火・土・金・水です。
この5つのエネルギーが、それぞれを助ける働き(相生関係)と、作用を殺す働き(相剋関係)2つの動きがあります。
この世に起こる現象や物質を、木火土金水の要素に分けて、その相互関係を説明して、解釈していく方法論です。
大量な事柄が分類され、5つのエネルギーに当てはめています。
五種のエネルギー分類
例えば、5つのエネルギーには、それぞれ対応する色があります。
木→緑
火→赤
土→黄
金→白
水→青もしくは黒。
これが「五色」と呼ばれます。
色以外にも、5つのエネルギーには、対応するものが沢山あるとのことです。
例えば、「五臓」。
木→肝臓
火→心臓
土→脾臓
金→肺
水→腎臓
「五官」
木→目
火→舌
土→胃腸
金→鼻
水→膀胱・生殖器
と繋がっていると説明されてます。
他にも、「五腑」「五季」「五声」「五味」「五悪」「五方」「五音」「五菜」「五液」「五主」「五香」「五精」「五果」「五経」その他諸々。
分類される事象は多岐にわたります。
これ、読んでると眠くなってきますね。(;'∀')
相生関係と相剋関係
五行には、相生関係と相剋関係があります。
簡単に言うと、相生関係は、活かすポジティブな陽(+)の関係。
相剋関係は、打ち消す、ネガティブな陰(−)の関係です。
相生関係
![](https://assets.st-note.com/img/1639476347600-pTnD0kL9x6.jpg?width=1200)
相生関係は、5つの属性を右回りに巡っていきます。
木を燃やすと、火を生じ 木→火(木生火)
火は灰、土を生じ 火→土(火生土)
土は金属を生じ 土→金(土生金)
金属より水を生じ 金→水(金生水)
水は木を成長させる 水→木(水生木)
この循環させる関係を、相生関係といいます。
バーは、グーに強い。
グーは、チョキに強い。
ジャンケンの関係みたいです。
例えば、「火」の属性が司る部分にエネルギー不足があるとします。
まず、火のエネルギーを入れます。
さらに、木を燃やすと、火を生じ 木→火(木生火)
なので、火のエネルギー源の木のエネルギーも入れます。
相剋関係
![](https://assets.st-note.com/img/1639476403941-U6WeYQvIY8.jpg?width=1200)
その逆の関係は、相剋関係となります。
相剋関係は、相生関係の反対の左周りではなく、五芒星の位置関係です。
ジャンケンはどちらも円の関係なので、そこが違いますね。
木は土を搾取して成長する 木←土(木剋土)
土は水を汚したり、水分を奪う 土←水(土剋水)
水は火を消し止める 水←火(水剋火)
火は金属を溶かす 火←金(火剋金)
金属製の道具は木を切り倒す 金←木(金剋木)
まとめ
・五行説は、世の中にある事象は木火土金水の5種類のエネルギーに分類される。
・5つのエネルギーは、相生関係(陽・ポジティブ)と相剋関係(陰・ネガティブ)にある。
・相生関係は、時計周り。相剋関係は五芒星。
・5つのエネルギーがお互いに循環して、尽きることなくバランスを取り続けることを説明する思想体系。
私はこの理論を使って、属性や色を選んだりしてます。
特にオリジナルア―トでは、その方に合わせて効果的な色使いができます。(⌒∇⌒)
陰陽論については、↓の記事に続きます。
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