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今年の推しごとを振り返って|2021


もう2021年が終わる。

今年は自分の中で大きな変化があった年だった。
推しメンの1人、大園桃子の卒業
そしてもう1人の推しメン、金川紗耶への傾倒

今年もライブや握手会が制限される中
自分なりに乃木坂46の応援を頑張れた年だと思う
そんな一年をざっくりと振り返る備忘録にしたい。


2020年までの状況

裸足でsummerから乃木坂を好きなり
初めて行った握手会は猛吹雪だった京都全握
初めて行ったライブは5thバスラななみん卒コン

乃木坂は上り坂を駆け上がっているタイミングだった

アイドル
とりわけAKBグループには苦手意識があったが
裸サマのMVを初めてみた時、
"なんだこの可愛い子の集団は…"と驚嘆した
特に白石橋本はじめ美人なお姉さんが
アイドルをやっていることが何よりの衝撃だった

最初から箱推しだったが、強いて言えば
まいやん、飛鳥ちゃんが気になるくらい
当時、加入したての3期生では桃ちゃんに惹かれてた
ずっと泣いてたけど笑うと可愛くて
主人公みたいだった

そこからはあっという間に染まっていった
あの手この手で動画を漁り、
乃木坂用にTwitterのアカウントを作り、
メンバー個々の情報を隅々まで追った
今でも乃木坂のことを考えない日はない


そして、
ライブで初めてレスを貰った桃ちゃんが特別になり
自分の中で初めて推しメンと呼べる存在になった


卒業が断続的に続きグループの形は常に変わりながらも乃木坂全体を好きという気持ちは変わらず持ち続けていた
サイリウムカラーも全メンバー覚えていたし
メンバー1人1人を熱く語れるくらいの熱量はあった

今年はそんな乃木坂への向き合い方が
変わる一年になった。


金川紗耶の存在

大前提、乃木坂をグループとして好きで
推しメンは桃ちゃんに違いなかったが
4期生の中でも気になる子を見つけてしまう

乃木中でお見立て会の映像が流れた時
初めて4期生が動いて話しているのを見た


そして
ひと目見て"この子だ"と思った
それがやんちゃんだった


名前もうろ覚えでどんな子かもわからなかったが
顔の小ささや、等身バランスの良さ
まだ幼さの残る顔立ちとは裏腹に
大人っぽい雰囲気は画面越しにも伝わってきた

4期生の中では誰よりも可愛く、何より大人っぽく見えた
自分が好きになった乃木坂そのものだと直感した

そこから3期生は桃ちゃん、
4期生はやんちゃんを推すこととなる

やんちゃんの活躍は目覚ましく
地元ラジオでレギュラーになり
ファッション誌の専属モデルになり
期生楽曲でも前のポジションになることが多く
日に日に綺麗に可愛くなっていく姿を見て
選抜入りも秒読みだと信じて疑わなかった

自分の先見性に自惚れていたわけだが、
今年の3月、あの一件を境に潮目が変わる


過去にも乃木坂でスキャンダルはいくつかあったが久しぶりだったこともあり、燃えた
いやー今思い返してみても赤々と燃えていた
特に4期をよく思わない人からしたらまさに格好の的だったと思う

まさか推しが文春砲を喰らうとは
夢にも思ってなかった自分に笑ってしまった



報道の内容なんかは正直どうでもよくて
"なんであんなことしたんだよ!"ってそりゃ思ったけど
憶測を語っても仕方ないし色々言っても何も変わらない

推しがネット上で叩かれるのが何より悲しかった
ただただ辞めてほしくなかった

ブログが更新され、モバメが届き、ラジオで声を聞いた
自業自得と言われたらそれまでだけど、苦しかった
推しが泣いてるのも同じファンが怒ってるのも
これからずっと言われ続けると想像できちゃう未来も
しんどかった

時間が経つのを待つ他なかった

バラエティ番組のアシスタントとして乃木坂でも数えるほどしかいなかった地上波のレギュラーを持ったのは嬉しかったし
芸人動画チューズデーは彼女を応援してる自分にとっても救いだった
もちろん、Rayもイマリアルも続けられて本当によかった


それでも妥当性は関係なしに
彼女の一挙手一投足が常に批判され
何をするにしてもマイナスに作用しているようだった


メンバー1多かったモバメは激減し
番組などへの露出も極端に減り
メンバーから名前が出ることも殆どなくなった


彼女がこれから仕事をどれだけ頑張ったとしても
もう好きになれない人もたぶんいると思うと
ことの大きさをゆっくりと実感していった

ただ、時間が経つにつれて状況は変わっていった
特に6月のミーグリで何かが変わった気がする

報道後初のミーグリで何言われるかもわからない状況で
沢山の人が会いに行き、きっといろんな話をしたんだと思う

かく言う自分もその1人だったが、
その日は朝から涙を浮かべて
ずーーっと平身低頭、暗く重いミーグリだった
でも、部が進むにつれて笑顔も言葉も少しずつ増えていった


最後5部に改めて"応援している"と
そう伝えると
画面の中では涙がこぼれてて、
なんだか初めて同じ目線で会話できたような気がした

自分なんかの言葉が本当に届いてるだと実感したし
たとえ僅かでも言葉が届くくらいの信頼関係はあったんだと思えて嬉しかった


その日のモバメには
久しぶりにビックリマークがついた
最後の一文にたった一つだけ
そんなたった一文字に感動した


まだこれからだと、
終わってないと思えた日だった。




大園桃子の卒業

やんちゃんの方に意識がいっていた中、
変わらず推しメンであり続けた桃ちゃんが卒業を発表した

3期生からは初めての卒業だったけど、
思ったほど驚きはなかった
ずっと頑張ってアイドルしてたんだと思ったし
卒業が桃ちゃんの幸せに繋がるならそれが一番だと思えた


それでも、心にでっかい穴が空いたように空虚な気持ちなり、時間が経つにつれて悲しみが押し寄せてきた

正直まだ卒業してほしくなかったし
またセンターに立つ姿が見たかった


ライブではひときわ輝いて見えてたし
誰よりもアイドルで、主人公で、かっこよかった
最初から最後まで5年間応援できて幸せだった


それまでもたくさんのメンバーが
卒業するたびに悲しく寂しい気持ちだったが
メンバーは先に進むために卒業をしているのであって何かを諦めたり失ったりしてるわけじゃなかった

自分が乃木坂を好きになったタイミングで加入してきた3期生の桃ちゃんは自分と同じ様に乃木坂を好きになっていった様な感覚がなんとなくあって、
だから、そんな桃ちゃんが次のステージに進むことが嬉しかったし、どうしようもなく悲しかった

ずっと乃木坂をグループとして応援してきたけど
自分の中のなんだか大切なものを失ったようだった
桃ちゃんの存在が想像以上に大きいことを痛感した


まだ、自分はここで立ち止まってていいのかと
桃ちゃんは先に進むのに自分はいつまでここにいるのかと


桃ちゃんが卒業して
自分の中の灯りが一つ消えた

静かに、でも、確かに。



自分の中の変化

桃ちゃんの卒業を気に、
なぜか箱推しという気持ちが少し薄らぎ
個々のメンバーへの想いが強くなっていった


その気持ちを一手に引き受けることとなったのが
やんちゃんで
色々あってから再起を図って活動する様子が
相まって下半期はやんちゃんにより心酔していく


やんちゃんは
ミーグリを重ねるごとに光を取り戻していくようだった
目に見えて表情が上向いていくのがわかった

まだまだ厳しい視線が注がれる中、
応援してる人を一人一人大切にしようとしていたし
心配になるほど何事にも全力で取り組んでいた


これは今も現在進行形だが、
やんちゃんは応援していてめちゃくちゃ楽しい

ミーグリではいつでも、どんな会話でも打てば響くし
引き続きラジオに雑誌のレギュラーもあるし
スター誕生ではダンスグループができたし
いろんな外番組への露出も増えていってる


立ち上がって、歩き始めて、今はまた坂を登ってる
かなり傾斜のある坂を

何よりミーグリでの反応を見てわかるように
自分の応援が少なからずその原動力になっていると
身をもって体感できる金川紗耶という人は
本当に応援していて楽しい

今年はやんちゃんを応援する沢山の人が
連帯してる感覚が漂っていたし、今もその空気を強く感じる

仲間が沢山いるという事実と自分もその1人になれていると思えたことが嬉しかった

28枚目期間になるとより活動が増えてきた
久しぶりにのぎおびや猫舌にでたり
メンバーとの絡みも増えたり
もっと応援していこうと日に日に熱が高まっていった


そんな体験をしてしまった今、
乃木坂というグループ全体よりも金川紗耶という1人のアイドルを応援することの方が自分の中で比重が大きくなっている



もうたぶんこれ以上推しメンはできなくて
きっと、やんちゃんが次に進む時
自分はまた何かを失うんだと思う




この一年で乃木坂自体も、
応援している自分も変わった

形や気持ちの変化はあれど、
これからも乃木坂を追い続けていきたいし、
やんちゃんがもっと活躍できるように陰ながら応援したい



今年最後のミーグリで来年の目標を聞けた
叶えてほしい夢を、彼女も叶えたいと思っていた


来年はもっと楽しくなりそう。




appendix

〈2021年参加ライブ〉
・9th YEAR BIRTHDAY LIVE 〜前夜祭〜(配信)
・9th YEAR BIRTHDAY LIVE(配信)
・「僕は僕を好きになる」発売記念ミニライブ(配信)
・9th YEAR BIRTHDAY LIVE 〜2期生ライブ〜(配信)
・9th YEAR BIRTHDAY LIVE 〜1期生ライブ〜(配信)
・9th YEAR BIRTHDAY LIVE 〜4期生ライブ〜(配信)
・9th YEAR BIRTHDAY LIVE 〜3期生ライブ〜(配信)
・ノギザカスキッツライブ(配信)
・アンダーライブ2021(配信)
・さ~ゆ~Ready? ~さゆりんご軍団ライブ
・松村沙友理 卒業コンサート~
・真夏の全国ツアー2021 宮城公演 1日目
・@JAM EXPO 2020-2021(配信)
・真夏の全国ツアー2021 福岡公演 1日目(配信)
・真夏の全国ツアー2021 福岡公演 2日目(配信)
・乃木坂46 28thSG アンダーライブ 3日目(配信)
・「君に叱られた」発売記念ミニライブ(配信)
・真夏の全国ツアー2021 FINAL 東京ドーム公演1日目(配信)
・真夏の全国ツアー2021 FINAL 東京ドーム公演2日目
・生田絵梨花卒業コンサート 1日目(配信)
・生田絵梨花卒業コンサート 2日目(配信)

〈個別ミーグリ〉
北野3 大園6 山下1 梅澤4 久保4 遠藤8 
金川700(26th 131 27th 221 28th 348)

〈全国ミーグリ〉
金川15 松尾3 弓木3 柴田3 吉田3 黒見3

〈その他〉
・舞台 夜は短し歩けよ乙女
・春夏秋冬/フォーシーズンズ 乃木坂46
・オンラインサイン会 金川紗耶×2
・乃木恋リアルイベント 金川紗耶

以上
改めて文章にしてみると色々あった一年だった
お金と時間と意識をここまで投じて滾ることができることに幸せと一抹の不安を抱えつつ、来年もこの熱狂から、夢から醒めぬことを願って、明日を迎えたい


乃木坂ちゃんのおかげで今年もいい一年だった

また来年もそう思えますように


良いお年を。

おちゃらける1期生
キメる2期生
仲良し3期生
行儀いい4期生
今年卒業していったメンバー

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