アドラー心理学の原因論と目的論について

「嫌われる勇気」を読んだことはありますか？

青年と哲人の会話形式の本で成人の疑問に哲人が答えながらアドラー心理学の理解を深めていくのです。

哲人は「トラウマ」を否定しました。

「トラウマ」があるせいで私は〇〇ができない。と言っている人は、前に進む勇気がないからそういうことを言い訳に使っているというのです。

親に虐待を受けた子供がいて、そのせいで引きこもっているという人はたくさんいるかもしれませんが、親に虐待を受けた人全員がそういう風になっているわけではないのです。

親を見返すために努力して、活躍している人もいるかもしれないですし、個過去の親と和解して、仲良く暮らしている人もいるかもしれません。

ですから「過去」によって未来が決まるわけではないのです。

「今」の選択で自分がなりたい未来に行くことができるのです。

これが目的論です。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。