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【一歩ずつ】自信を育み、ステップアップ!【SHEライターコンペ】

最初の一歩が、踏み出せない

日に日に暖かくなり、季節の変わり目を感じるようになってきました。春は、心機一転・新しいことに挑戦したくなる季節。
だけど、なかなか一歩が踏み出せないという方も、中にはいらっしゃるかと思います。何だか自信が持てない。それに、いきなり大きなことに挑戦するのは、難しい。
まずは小さな挑戦から、少しずつ始めてみませんか?

踏み出す鍵となるのは、自己効力感


自己効力感(セルフ・エフィカシー)って?

わたしに、こんなことができるだろうか。そんな不安を抱えていらっしゃる方も、多いと思います。今までやったことのないことをやってみる。前例のないことにチャレンジする。これでいいんだろうか……と、不安を抱えてしまうことも、至極自然なことです。
心に抱える不安を乗り越えて「できる!」に変える力。それが、自己効力感(セルフ・エフィカシー)です。
自己効力感とは、20世紀にアメリカの心理学者・バンドゥーラによって提唱された考え方で「自分を信じて、実際の行動に移す力」言い換えるなら「自分ならできる!」と信じて=自信を持って行動に移す力を指します。

自己肯定感との違い?

自己効力感と似た言葉に「自己肯定感」という言葉があります。どのような違いがあるのでしょうか。
自己肯定感は「できてもできなくても、ありのままの自分を受け入れる力」。つまり「実行できない自分も肯定する」という意味合いです。実際に行動する時に、より役立つのは自己効力感である、と言えそうですね。

自己効力感の高め方

自己効力感の高め方・4つの方法

バンドゥーラによれば、自己効力感を高めるには、4つの方法があると言われます。

達成経験
→自分自身が実際にやってみて「できた!」と経験すること(成功体験)
代理的経験
→人の行いを見聞きして「自分でもできそう!」と感じること
言語的説得
→他者から褒められる、励まされることで「他者に背中を押される」こと
または、自分自身を励ますことで「やれる!」と言い聞かせること
生理的情緒的喚起
→リラックスしている、気分が高揚している、など、自分の心の状態を感じ取って「今ならできる」と自信をつけること
参照:https://studyhacker.net/albert-bandura

言葉だけ見ると難しそうですが、今までのさまざまな経験の中で、一つでも思い当たることが、あるのではないでしょうか。
先輩がやっている仕事を真似て覚えたり、同僚からの何気ない一言に励まされて、元気が出たり。リラックスして試験に臨んだら、今までよりも良い点数を取ることができたり。
これらの経験が「自己効力感」つまり、自分はできる!という自信につながり、次の一歩を踏み出すきっかけを与えてくれるのです。

小さく始めてみる

第一志望校に合格しようと思ったら?

例えば、第一志望校に合格しようとして、全教科で100点を取って合格する、というのは、なかなか難しいことですよね。英語で何点、数学で何点、と小さな目標を積み重ねて、最終目標へ向かうこと。これが、より着実に歩みを進め、最終目標を達成していくための方法です。
英語のこの部分で得点を取るために、まずは英単語帳のこの1ページだけ、英単語を覚えてみよう。数学のこのパターンの問題を確実に解くために、この部分の公式は確実に使えるようにしよう、といった具合です。

ベイビーステップで、自己効力感を上げる

目標や行動を細分化して取り組む「ベイビーステップスモールステップ)」を積み重ねていくことで、より自己効力感が増していきます。
ベイビーステップで小さく始める→自己効力感が増す→さらにベイビーステップを積み重ねる→自己効力感がより増す→大きくチャレンジ→目標達成!というサイクルです。
まずは小さく始めてみることから。このサイクルを回して、目標達成に近づけていきたいですね!

SHElikesで、自己効力感を高める

筆者は、女性向けオンラインスクール「SHElikes」(シーライクス)に入会したことにより、日々自己効力感を高めています。
Webデザインやマーケティング、ライティングなど全35種類(2023年3月9日現在)の講座から、興味のある講座を選んで学ぶことが可能です。
それ以外にも、筆者は以下2点の特長が、自己効力感を高めるためにより有効であると感じています。

月1回のグループコーチング

自分が立てた目標に対して、どの程度達成できたか、達成するために、どのように行動すれば良いか。コーチと受講生(SHEメイト)が一緒になって考える「グループコーチング」という場が用意されています。
この場は何を言っても「安心安全」。お互いを否定することはありません。たとえ目標が達成されていなくても、できたところを褒め合い、できていないところは、次にできるようにするためにどうすればいいか、参加者みんなで考える場です。
筆者にとっては、先に述べた自己効力感を高める方法の一つ「達成経験」を振り返ったり、他者の「言語的説得」を得られる、貴重な時間となっています。

イベント参加でロールモデルを見つける

SHElikesでは、各界のトップランナーをゲストに招いて、経験談をうかがったり、有志のSHEメイトが集まって、さまざまなイベントを開いたりしています。女性の働き方や、学びを進めていく上のコツなど、さまざまな知恵が、これらのイベントに詰まっています。イベントに参加することで、自分が今まで知らなかった世界を、気軽に学ぶことができるのです。
イベントに出ていた、あの人のように働いてみたい。あの人のいいところを真似てみたい。イベント参加は、自己効力感を高める「代理的経験」を重ねる場である、ともいえます。

最初の一歩が、大きな一歩に

ベイビーステップで、小さく始める。ベイビーステップを重ねて、自己効力感を上げていく。ダイエットや、資格取得の勉強。はたまた、転職。さまざまな目標に対して、ベイビーステップ→自己効力感アップ→再びベイビーステップ……のサイクルを当てはめることが可能です。
これがやがて、大きな成功・目標達成につながっていくと考えたら、何となくワクワクしませんか?

あなたの踏み出した、小さなベイビーステップが、この先大きく花開きますように。筆者は、そう願ってやみません。

#新たな一歩を踏み出すための方法

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