【乾癬】知って欲しい病気のこと
ひどくなってなくて、よかった。
1年半ぶりくらいに、とあるクリニックにかかってきました。
以前住んでいた家からかかっていたのですが、バスが1時間に1本しか出ていなくて行きにくいところ。今の家（実家）に引っ越したら、さらに遠い。
だけど、ちょっとひどくなってきた気がして。暑い中ではありましたが、思い切って出かけてきました。
症状は、頭皮のかゆみ。額には（前髪で隠しているけど）かきむしった傷があります。
割と抑えられていたんですが、この2ヶ月くらいでかゆみがひどくなってきたので、今日受診してきたのです。
病名は「乾癬」。
乾癬って？
モデルの道端アンジェリカさんや
音楽プロデューサーのヒャダインさんなど
乾癬に罹患していることを公表する芸能人の方も、少しずつ増えてきているようです。
乾癬がどんな病気かというと
乾癬は皮膚の炎症症状を伴い慢性の経過をとる病気です。「かんせん」という名前から「人から人にうつる」と誤解されやすいのですが、他の人に感染する病気ではありません。皮膚症状の見た目や現れる場所は人によってさまざまですが、頭皮や髪の生え際、ひじ、ひざなど比較的外からの刺激を受けやすいところに出やすいという傾向があります。典型的な症状は、皮膚から少し盛り上がった［浸潤・肥厚（しんじゅん・ひこう）］赤い発疹［紅斑（こうはん）］の上に、銀白色のフケのようなもの［鱗屑（りんせつ）］がくっついてポロポロとはがれ落ちます。
額のかきむしった傷は、浸潤・肥厚。最初にかかったときほどではないですが、赤く盛り上がっています。
銀白色のフケのような鱗屑は、以前と比べたらだいぶ少なくなりました。鱗屑が頭から出るため、フケのように思われるのではないか。
だから、濃い色の服を着ることが少し怖い時期もありました。
わたしの症状は頭（頭皮）だけですが、人によっては体のあちこちにこのような症状が出ることもあるのだそうです。症状が他の部位に広がっていないことから、さほどひどい状態ではないと、担当医から聞いています。
どうして乾癬にかかるの？
乾癬の原因は、研究されてはいるもののよくわかっていないのだそうです。
乾癬の原因についてはいろいろな研究が進んでいますが、まだ完全には解明されていません。
乾癬になりやすい体質があり、そこに感染症や精神的ストレス、薬剤などのさまざまな要因が加わって発症すると考えられています。糖尿病や脂質異常症（高脂血症）、肥満なども影響するといわれています。
免疫の部分も関係しているらしい、と聞いたことがあります。わたしの場合、関節リウマチの薬を飲んでいるおかげなのか、症状が軽いです。
関節リウマチについては、ずっと前に書いたnoteを再掲（ちょっと恥ずかしい）
こうして書いていると、在宅勤務に切り替えた生活スタイルの変化が大きいのかも、と思います。
全然歩かなくなったし（前職時は、通勤含め一日10,000歩はゆうに歩いていたのに、今は5,000歩歩ければいい方）、自炊でまぁまぁ食べる量は増えている。
次回は2ヶ月後目安くらいに来て、って言われたから、体質改善も相談してみようかな。
つい頭をかきむしりたくなるけど、ぐっと我慢して、薬を塗っておとなしくします。
これだけは伝えたい
乾癬は、環境の変化などによるストレスで、突然発症することも多い病気です。
最初に発症したのは、就職したばかりの頃。この頃はまだ単純に「フケが出る」って思い込んでいたから、乾癬だとは思わなかったけど。
今思えば、適応障害とともに乾癬を発症していたのだと思います。
フケみたいなものが出てくると、周りの人はびっくりするかもしれません。
だけど、こんな病気もあるのだと、少し心に留めておいてもらえたら嬉しいです。
関節リウマチと同じく、完治することが難しい（完治するための治療法がない）病気です。
再び通院とライフスタイルの相談で、少しでも良くなる＝寛解するよう努めたいと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
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