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2階の展示と思い出の匂い


今年の個展は2階のスペースも展示しています。

水晶で描く・ゆらぎのかたち
2022年3月23日(水)~4月10日(日)

13:00~18:00 月曜日休廊 最終日17:00

札幌市中央区南5条西20丁目1-38

ギャラリーミヤシタ


ギャラリーの最後の年、その期間は、二階スペースを作家のために無料で開放してくれた一年間でした。

二階には窓があり、自然光の入る良い空間です。

今回、その空間には、今までの過去の作品を中心に置こうかなーと考えていて、一枚ドカン!?と大きい絵があれば良いだろと安易に予想を立てて来た搬入の日。

他の作品と全然雰囲気が違う。。。ダメだ。。

ガーン、、、、、。

ということで大き目の絵はボツになりした。

なんとなく(かなり?!)二階が寂しかったので、、、、(確かに)

今日2日目、他に用意していた、違う過去の絵を設置しました。

ギャラリーに作品を設置する最中の独特の緊張感は、今まで作ってきた作品に対しての不安と期待の入り乱れた気持ちなのか、本当に独特です。

もうある作品だったので緊張感に欠けてたのか?!設置してみて、逆に焦りました?!が

ホント実際に展示してみないとわからないものです。

ちなみに上の写真は今年の1月の小品展の時。(トップ画像)

今年は、雪が異常にすごくて、屋根が雪で七三になってた二階の部分のギャラリーミヤシタです。

小品展の二階の様子↓

ギャラリー主催の企画展で、近年ギャラリーミヤシタで続けて個展をされてきた作家さん24名の小品展でした。振り返ればこの何十倍の数の作家さんがギャラリーミヤシタで展覧会をされていて、ギャラリーミヤシタの歴史をつくづく感じました。


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さて今日いらしたお客様も小品展に出されていた方で

話は亡くなられたオーナーの宮下さんのことになり、、、

「小品展の時、全然違う方がまるで宮下さんのような話し方をされていて、なんだか宮下さんに会えたようだった。」

というお話しをされてて、「いい話だな〜。」なんて思いつつ、私も思い出しました。

私も小品展の時、ギャラリーの二階のライトを点けに階段を登っていたら、「ふわっ」と匂いがしてきたのです。

それは宮下さんの好きだった匂いで、多分、イタリアの修道院のポプリの匂いだったと思います。

すっかりそんな事忘れていました。

幽霊でも会いたい人はいるものです。

私の個展の時も、ポプリの香りが来るかしら。

自分の作品の二階の展示風景は又次回に。

小品展の時の自分の作品。一階でした。

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