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窓から見える風景と外から見える風景

最終日迄あと3日です。。。。早いな〜。。。

ギャラリーミヤシタ
水晶で描く・ゆらぎのかたち
2022年3月23日(水)~4月10日(日)
13:00~18:00 月曜日休廊 最終日17:00
札幌市中央区南5条西20丁目1-38


二階の窓に小さな作品を置いています。

搬入する前から、ここに置こうと思っていたものです。今までのやり方と今年のやり方のミックスした形で、自分でも気に入った作品でした😊

水晶の作品は、日中の光の中で見える世界とライトで見える夜?的な世界では見え方がガラッと違います。

その違いを伝えたくて置こうと思っていました。

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カーテンを閉めず、外からでも見える様にしています。

夏の定番

「冷やし中華始めました〜」の旗?が出る様に、

「展覧会やってまーす!」

と言ってるつもりで、自分でもギャラリーに着いたときに、「やってる、やってる。♪」と思っていました。

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天気が良いとプリズムの虹が出ます。

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ある時のお客様から頂いたコメントが、ギャラリーという現場の面白さと特別さを沸々と感じさせてくれました。

「ここの作品は、窓から外の世界が見えて、現実との何か橋渡しをしている感じがしました。」

なんと、ステキなコメント!

そして、そういえば、と自分も思い出したことがありました。

一人でギャラリーにいる時、一階の空間から2階に上がり、窓を眺めて外に行き交う人や車を見ると、一瞬、窓の向こうだけが動いて、動画の様にみえ、まるで映画の1シーンのように見えました。

ギャラリーは、作品だけがある空間。それはある種、日常から離れた空間です。

そこからふと普通の日常を覗くと、それが映画のような様な感覚になったのです。

でも本当はそうなのかも知れません。

いつもは見て頂く立場(作品を)ですが、作品を作っている時にこちら側から世界を見る時、何もかもが、まるで映画の様に全てにストーリーを感じることがあります。

コーヒーを淹れても、犬と散歩してても、ある視点から見れば、映画の1シーンの様に美しさに溢れています。つまらないと取るか、特別と取るかは、受け取りて次第です。

そして「楽しかったね。」と最後に言ってくれた、ギャラリーミヤシタのオーナーだった宮下さんの言葉を思いだしました。

あれもこれも思い出す思い出に、初めは宮下さんのが逝ってしまいそうで、「はい」と真っ直ぐいえなかったけど、本当に最後は、「楽しかったですね。」と伝えなくてはと思い、伝えた言葉でした。

宮下さんがいなくなって、「今しかない」と気がついた時、今この瞬間が特別なんだと実感しています。


一階のギャラリーミヤシタ、いらっしゃいませ。

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階段登って行きます。

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大事な事を思い出し、すっかり忘れていた自分に、「冷やし中華始めました〜!」とか言ってる場合じゃなかったと思うのでした。


あと3日です!!!!やってまーす!








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