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ぬいぐるみ スエードで作るテディベア2

2024年6月制作。


前回のくまはこちら。


1匹目で作り方を把握できた。
2匹目は改良方法を考えつつ作ってみる。

実は件の100均フェイクスエード、色違いも買ってしまっていたのだった。良い色だったのでつい………。



頭パーツ
へこんでいる部分は細かく切れ目を入れた

縫い終わって表に返す前に、全てのパーツの縫い代に切り込みを入れた。
1匹目のときは切るのを忘れたパーツがあった。ひっくり返しやすくするためと、くびれ部分のラインをきれいに出すため。

前回、最も作りづらくてゆがみが気になったのは足パーツだった。今回は裁断の段階で、足首のくびれの急カーブラインを少しゆるやかに修正しておいた。



綿を詰める前に、返し口の縫い代を内側に折って、しつけをかけた(左)。
綿を詰めた後、返し口を「コの字とじ」で縫い合わせるときに、縫い目がガタガタにならないようにする対策。このひと手間でかなり縫いやすくなった。

綿をギリギリまで詰めるために、返し口を半分縫い閉じた状態でさらに綿を追加した(右)。すでにパンパンに見えるけどまだいける。




2匹目

光沢のあるマーブル模様の4つ穴ボタンに、黒と茶色のサテンリボン。シックな色調でまとめてみた。

縫い目のガタつきが解決し、前回よりキレイに仕上がった。


慣れてきたところで、さらなるアレンジを試みたい。
100均スエード、もう1色あるし。




グリーンの裏面はよく見ると茶色だった

3匹目は、より好みの姿に近づけてみる。

小顔にしたい。
頭部パーツの首部分を短縮し、鼻先~顎の形を細くした。頭に合わせて耳もまた小さくした。

2匹目同様に足首は太めに修正しておく。


コツがちょっとわかって手早く作れるようになってきた(当社比)。




3匹目

赤いリボンはインパクトが強いので1本で結んだ。メタルボタンは花の模様が入っている。赤と花模様で可愛く…なるはずがなんだかミリタリー調に見えなくもないような。



before→after

2匹目と3匹目を比較。
頭部パーツを改造した結果、仕上がりの形が変わった。
鼻先~口元のラインがすっきりして、頭全体が小さくなった。
耳が少し膨らんだのは、前に少し傾けて付けようとして、刺し方を変えたせかも。



before→after

1匹目と3匹目。
返し口の縫い目がまっすぐになったのがわかる。特に足と腕の直線部分。

小顔になっても目玉パーツは同じサイズ。なので3匹目は相対的に目が大きく、幼い顔立ちに見える。



並べてみると、改造していない部分の相違にも気付く。
足や腕の付け位置が少しでもずれると体形が変わる。耳や目の位置も、同じように付けたつもりでも全く同じ顔にはならない。

全く同じに作ろうとすると難しいけど、どんな顔になるのか完成してみるまで分からないと思うと楽しい。



美味しそう(?)

撮影に使ったまるい缶にはボタンを収納している。もとはチョコレート缶だった。蓋を開けるたび、甘い匂いを思い出す。

スエードのしっとりとした質感とダークカラーに加えて、蘇る甘い記憶。

くまの形のチョコレートに見えてくる………(ブルーベリー味とダークチョコと抹茶味?)


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