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siom / 羊飼いの猫
2021年7月28日 13:13
土にポトリ歩道にカラリ数歩行けば植木の枝にひっそり形を残して去っている子供の時分 夏が来ると一体何匹いるんだってくらいあちらこちらで鳴り響いていたいまや耳を澄まさなければ通り過ぎてしまうそのくらい蝉の音が減った見渡せばビル マンション 道路 駐車場アスファルトやコンクリートに寝床を奪われた都会の夏なんだか寂しいなぁ。
2021年7月17日 10:09
初めて夏が楽しいと思ったはじめての 少し高くてお洒落なかき氷軒先の間からテーブルに差し込む日差しとビルの間から見える午後2時の夏の空少し黒みがかった反射した窓に映る雲生ぬるい熱風が体を包み 銀座の道沿いには等間隔で若々しく立つ青柳かき氷がテーブルに届く高く積まれた氷の上にどろんとかかった求肥にきなこ黒蜜抹茶のソースをかけて下からすくって口に入れる美味