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インド紀行④ ワーラーナシーのものづくり

前回はこちら。

ガート近くでお母さんたちが何かを売っていた。聞くに歯ブラシとのこと。殺菌効果のあるニームの木を使う。先をガシガシすると繊維が出てきてブラシっぽくなる。少しハッカ匂いもする。苦い。

木の枝をナタで切り、きれいに並べて歯ブラシとして売られている。


ハティア。ワーラーナシー北西部にある焼き物の村。
素焼きのうつわ。多くは紙コップの様に使い捨てられる。

テラコッタのうつわが大量につくられている。
うつわをつくるお父さん。棒でろくろ廻し、みるみる形ができる。
ゴツいシルバーアクセ、入れ墨、そしてマニキュアペディキュアをしてるおかあさん。粘土を捏ねている。


ガート近くで売られていた供物を載せるためのうつわ。小鹿田焼などでもお馴染みの飛びかんな紋様が施されている。

飛びかんな模様があるワーラーナシーのうつわ。


路地で売っていた箕。藁をこんなきれいに組み込む。リズミカルな紐の模様もきれい。

藁でできた箕。300円くらい。
リズミカルな模様。きれいな仕事だなー。


路地の奥でみつけた香水屋さん。嗅ぐと、インドの女性とすれ違うときの香りが。


こちらはアーグラーでみた大理石細工。
タージマハール建築や補修で培った技術が細工に活かされている。

大理石と螺鈿を組み合わせた細工だ。
タージマハールの見事な細工。

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