見出し画像

インド紀行③ワーラーナシーの夜

前回はこちら。

ワーラーナシー、ティーカで覆われたガネーシャ像。お祈りする度に指で塗りつけられる。ここは、ヒンドゥー教徒の聖地だ。

信者によるティーカが長年付けられ続けたことによってかたちが抽象化したガネーシャ像。

ワーラーナシーのガートには、インドじゅうから巡礼者が集まってくる。プージャーの鐘の中が鳴り響くなか、ガンジス川に身を浸す。

ガート。右はガンジス川。
明かりに集まる蛾を食べる猿。


夜明け前にガンジス川にボートを出してもらうことに。煙が出ているところは火葬場だ。ここまで死者を運び、燃やして川へ流す。

夜明け前のガンジス川。
火葬場からは常に煙が立ち昇っている。
夜明け後のガンジス川。


朝の川の方が水がきれいなのだそう(といっても。、だが)。実際に頭まで浸ってみた。そこはヌルっとしていたが、気持ちよかった。亡くなった父のことを思い出していた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?