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民俗学、民族学、文化人類学の関心ごとについての記事をまとめてみました。
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#風景

≪武蔵野と富士≫展 開催中です

10月から武蔵野にまつわる展示を、角川武蔵野ミュージアム5階「武蔵野ギャラリー」で開催して…

shuzo_kumagai
1年前
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更新しながら保たれる風景 「三富新田のくずはき」

角川武蔵野ミュージアムから自転車で15分のところにある『三富新田』。冬の雑木林で行われる「…

shuzo_kumagai
3年前
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馴染みのない風景「平城京跡」

平安京から南に約40km下り時間的には84年遡ったところに、かつてあった都市。 建物やものづく…

shuzo_kumagai
3年前
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呪術的で近代的な古代都市「京都御所」

京都御所。 陰陽五行思想を元に、三山を背に配した平安の都市。 東西4.5km、南北5.2kmのグリ…

shuzo_kumagai
3年前
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川を越えること、川辺にうまれるもの 下総

江戸川を越え下総へ。 下総には、関東ローム層がある。下町がある、谷戸(谷津)がある、台があ…

shuzo_kumagai
3年前
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風景に潜る能力、世界を二重にみる能力

研究者や専門家、職人やアーティスト、何かしらの視点をもつ人とフィールドワーク(と言ってい…

shuzo_kumagai
3年前
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風景を共有することで生まれる連帯

「ここからはね、晴れてると富士山が綺麗に見えるんですよ」と話してくれる人によく出会う。この前も、小金井のハケの上に住む人から、そう声をかけられた。 そうなんですかと返事をしながら、どうして富士山がみえることを僕に教えるのだろうと思っていた(辺りをウロウロしてるからというのもある)。富士塚や富士講もこの土地の至るところにあるほか、「富士見」という地名も沢山あったりして、ここの人たちは、どれだけ富士山のことが好きなのだろうと。 富士山があるところは、当たり前だけれど駿河だ。武

"場"の説得力、演出力 下北半島『恐山』

少し前に行ったときのこと。 かつてこの山は宇曽利山「うそりやま」という名前だった。 「う…

shuzo_kumagai
3年前
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〈未知なもの〉や〈科学的な正しさ〉への免疫 下宿『ふせぎ』

家から自転車で少し行ったところにある、清瀬市下宿の三叉路に、注連縄のようなものが横に吊る…

shuzo_kumagai
4年前
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古代東アジア古墳文化の終着点 『埼玉古墳』

埼玉古墳。さいたまではなく、"さきたま"と読む。 荒川と利根川の間の平地にある古墳群で、世…

shuzo_kumagai
4年前
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武蔵野の風景は移民がつくった、のだとしたら 日高市『高麗神社』

埼玉県日高市にある『高麗(こま)神社』。 高句麗が新羅や唐によって滅亡された後(『白村江の戦…

shuzo_kumagai
4年前
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