#2 私の頭の中🧠【可能性と個性】
私はヘラルボニーに出会ってから福祉の在り方とその可能性について考えるようになりました。
ヘラルボニーを知ったのは、母の勧めで東京のSMBCで行われていた展示に行ったことがきっかけでした。
何が何だか分からず、母の付き添いのような感じで行っただけでしたが、のめり込むようにヘラルボニーのアートに釘付けになりました。
「アートはあなたの中にあるってよ。SHUUの中にもあるって。」
母から投げかけられた些細な一言に私はドキッとしました。
ヘラルボニーは障がいを持った方々のアート作品を、アパレルに展開したり、実際のアートを販売するなどして、営利を目的とした団体・企業で、岩手に本拠地を置いています。
ヘラルボニーのアートの何に魅了されたかと言うと、ものすごいパワーと作品から溢れ出る迫力です。ほんとに今にでも飛び出してくるんじゃないかと思う程なんです。
写真で見るだけでは絶対に伝わらないので、肉眼でみて頂きたいです。
芸術は細部に宿る
端っこまで気持ちが込められているのを感じ、
一つひとつの細かなこだわりが 「どうしてこういう形にしたんだろう」 「どうしてここはこの色なんだろう」 「作家さんにはこの世界がどう見えているのだろう」と、私の探究心を掻き立て、初めてアートの見方がわかった気がしました。また、自分の中でアートの定義が位置づけられたような気持ちにもなりました。
実際にヘラルボニーを取り締まっている社長さんお二方の著書「異彩を放て -ヘラルボニーが福祉×アートで世界を変える-」を読んだことも自分の中で大きな変化が起こったきっかけであると思いました。
私は福祉に全くと言っていいほど興味がありませんでした。でも、大切なことだし、誰かがやらなければいけないことという認識もありました。友人で福祉の道に進み頑張っている子は何人かいるし、リスペクトもしていました。
しかし、この本を読み福祉の大切さ、その可能性と友人に対するリスペクトの気持ちがどんどん自分の中で大きく膨らんでいったのを覚えています。
福祉×アート
ありそうでなかった、この掛け合わせが自分の中で大きくジャンプして、すごく気持ちよく着地したような気分になりました。
読み終わった後なんだかワクワクし始めて、やってみたいことに福祉が加わったんです。自分にも何かできるんじゃないか、この可能性をもっと大きく広げたいと思いました。
ひとつの個性を認めることで、大きな可能性につながると確信しました。
これを読み終わった皆さんにはぜひ読んで頂きたい1冊です!
広がれ!ヘラルボニーの輪!- ̗̀📣
「私の頭の中🧠」は私自身の考えを整理していくnoteです🌿
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