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2点差で、GO〜CITTA手帳ライフコーディーネーター 道田一菜さん〜

私が感じたあなたの魅力を切り取り綴る shutter

ご依頼者様と対談した時間の中で感じたこと、その魅力を綴り紹介しています。


人生は、意識と選択の連続で創られる

そんなことは多くの人が知っているはずだけれども

人生の節目となるその選択の前に、思い煩うことなく最短ルートで選択できる人はどれだけいるのでしょうか。

私は、時に導火線がとっても長いです。それが自分にとって・・・「すごくやりたいことだけど、やるとなると勇気がいること」に限っては、相当。苦笑 もっと決断が早ければ人生の加速度は上がることは、重々承知なのですが。


そして来るべき選択の時に、自分の心のど真ん中から決断決意ができるように、日々を意識して過ごしている人は、どのくらい、いるんだろう。

こんなことを書いている私自身、どきっとしてしまう。

  

日々日々を、私の真ん中、その本心から生きることこそが

私の人生を作る。

だからこそ、本心を言葉に、表現することを、怠ってはならない。きっと。


今回のshutterは、「心を言葉にすること」を大切に、CITTA手帳ライフコーディーネーターとして、今月から新たな道を歩み始められた、道田一菜さんをご紹介します。

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まず最初に・・・一菜さんに、随分とお待たせしたことを、心からお詫びしつつ・・・このshutterを始めたいと思います。


私があなたの魅力を切り取り綴ります、感じたままに。人によっては「これで成り立つなんて!」というお声もいただきますが、(そうですよね)

だからこそ、私が感じたことをどうやってお伝えしたら、お相手の方にとって1番のベストタイミングで、何かのきっかけや喜びになるのか、そして読む方にとっても伝わるものになるのかなと、そんなことをいつも考えて、対談〜記事お渡しまでの間を過ごしています。


この対談にいらっしゃる方はさまざまで、「私のことを書いて欲しい」という思いがあってのことですが、そのテーマはさまざま、中には「何を話そうかわからないけれど、お話ししてみたくて申し込んだ」とか「あそゆかさんに会って話したら、何かスッキリする気がして」「思考を整理したくて」という方からのご依頼もあります。

どんな形であれ、繋がったご縁や出会いは、お互いにとって必要であり必須、そう思っているので、そういった対談の時は「そのまま思うことを話してくださって大丈夫です」というスタンスに徹しますし、そうやって、思うままに話すことの中から、気づくことがあり、発見することがあって、ご依頼者様の現状が動いていく・・・・そんなことが、少なくありません。


あの日の一菜さんは・・・・

今時間が経ってもなお私が思い出すのは、あの日のこんなお顔。

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そうなんだよねぇ〜〜〜〜〜〜〜〜

答えは、出てるんだよね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

うん、そうなんだよね〜〜〜〜〜〜〜


サラダランチを食べながら

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お話ししながら

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手帳を見せていただきながら

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あの日何回お互いに苦笑したでしょうか。笑


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そんな、一菜さんが

初めましてなのに、とても親近感で

この先の時間がどうなっていくのか、楽しみでしかなかった、3月の終わり。



一菜さんは元々は、医療事務のお仕事をされていた方。

ばりばりと夜遅い時間まで働いて、その合間にライフオーガナイザーとしても活動をされていた時に、CITTA手帳の青木千草さんに出会います。それが2016年のこと、かな?

CITTA手帳には、ワクワクするやりたいことを書き出す「ワクワクリスト」なるページがあります。

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当初は「やりたいことが出てこない」という状態でもあったそう。その時残った言葉は「心に蓋をしている人はワクワクリストは書けない」

表向きはやりたいことをやっているようで、実は自分の気持ちややりたいことに蓋をしていた一菜さん。

千草さんのCITTA手帳に出会ったことで、そんな自分に気づいてしまった。

表向きは仕事もして、ライフオーガナイザーの資格も取って活動していて、PTAの役員や何やら、やりたいこともやって、充実しているように見えていたのに、

その実は、頑張りすぎて体調を崩したり、無理したり。そしてそんな自分に鞭打つかのようにさらに頑張らせることが当たり前のことになっていたり。一菜さんのブログには、高熱を出しても、救急車に乗るハメになっても(!)、安静を言い渡されても、仕事に行っていたという、とんでもな過去記事があります。苦笑


でも、それは本望じゃなくて、本当にやりたいことを望む心に蓋をしている自分に、気づいてしまった。

気づいてしまったら、現実が動かないわけがありません。


CITTA手帳ライフコーディネーターになることを決めた一菜さんは、その道の途中で

「このまま今の仕事を続けていても未来はない。」「仕事を辞めたい。」ということに、それが、隠しようのない本音だということに、気づいてしまいます。

気づきの力は、絶大。

本当は、やめたいんだと。

だから、それをワクワクリストに書いた。

その後!奇跡的なタイミングと出来事で、なんと、CITTA手帳ライフコーディネーターの講師を務めながら、CITTA手帳の会社で働くことに!

CITTA手帳で今の仕事に自分の未来がないことに気づいてしまい、

CITTA手帳ライフコーディネーターになり

そしてさらに、

CITTA手帳の会社で働くことになったなんて。


なんという巡り合わせ。


以来、CITTA手帳ライフコーディネーターとして活躍されながら、その会社でもお勤めされてきた日々の中で、私は今回一菜さんに出会いました。


一菜さんとの対談の日、私は午前中もCITTA手帳ライフコーディネーターの稲岡恵さんと対談し、その手帳から変化した人生のことを聞いていたので、

一菜さんのこの奇跡的な話に、ますます「CITTA手帳ってなんなんだいったい!」という状態に。

私の周りでもCITTA手帳を使っている人は多くて、そこにきてこのお二人からのお話。この手帳のことが、一気に知りたくなってしまいました。


実は私も、ワクワクすることをそんなに多くは書けない方です。だからワクワクすることを100個書きましょうなんて言われると、正直、つらい。笑

ワクワクするやりたいことを書くといい、ということは知っていても・・・そんなに書けたことがないんです、そんなことを言うと

「私もそうだったけど、でも大丈夫、書けるようになるんです。」とにっこり。

そうして見せてくださった一菜さんの手帳のワクワクリストは、ぎっしり!

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ただリストを書くだけじゃなくてね。なぜやりたいのか、理由を書くの。そうするとね、本音が見えてくるんです。あとは、いつやるかを、書く。


ご自身の字で丁寧に書き込まれた手帳を愛おしそうに眺めながら、一菜さんは教えてくれました。

ただ、ワクワクすることを書くだけではなくて、なぜそれをやりたいのかと、自分に問いかける。その問いかけこそが、大事なのでしょう。

あとは、それが本音ならば「いつ」やるのかを決めていく。


人目や世間体、常識を気にして、やるべきこと、やった方がいいことを選ぶことが染み付いてしまっていると、「やりたい」と自分では思っていることが実は「やったほうがいいこと」だったりもするわけで・・・

かくいう私も、「好き」「やりたい」で始めたはずのことが、よくよく考えてみたら「やるべきと思っていたこと」だったり、

本当に好きで始めたことなのに、気づいたら「やるべきこと」に姿を変えて、そこに気づかず延々頑張り続けてしまうこともあります。

また、その一方で、何気なくやりたいと思っていること、頑張るでもなくやりたくて続けていることの後ろには、大切な願いも隠されていたり。


だからこそ、「なぜ?」を自分に問いかける。あなたのその選択、好きと持っていることの底には、どんな気持ちがあるのかな?

問いかけていくことで、最初はわからなかった自身の気持ち、本音が、どんどん、感じられるようになってくるのでしょう。


思いを、言葉にして書く。その言葉から、やりたいことに隠されている、本当の気持ちまでもを見つける。本当にやりたいことならば、実現する期日を決めて、手帳に書き込み、未来を予約する。

CITTA手帳は、ただやるべき予定を書き込む手帳ではなく、本音で生きる未来を予約し、自分との約束を果たしていく、自分を信じ応援し、育てていくための、手帳。


その未来を、あなたが本当に心から望むことで埋めていくために、今、この心が望んでいることを感受して、それを言葉にする。

やりたいこと、なぜやりたいのか、その本心、何度も問いかけ、それを深く深く感じて、自分の心を知る。

願いを、思いを、希望を、言葉にする。

そう、「言葉にすること」これがとても大切と、あの日の一菜さんは私に教えてくれました。


ー 思いを言葉にする ー


CITTA手帳に出会ってからの一菜さんは、一つ一つ、ご自身ののぞみを、ご自分の言葉で書き出し、何度も確かめ、未来を予約して、そうやって進んでこられたのですよね。

言葉にすることがだいじ、と。

きっと、一菜さんにとっての手帳は

本音が詰まった一菜さんご自身そのもの、なのかもしれません。

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言葉にして書き続けることをした先で、自分の「好き」にもたくさん気づいた。リバティの柄で作ってもらった、この手帳カバーとお揃いのペンケースが本当に好き^^

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大事そうに、嬉しそうに、バックから取り出し、見せてくれた時のお顔。


好きなもの、大切なものに触れるときの人の顔は本当に優しくて喜びに満ちていて、嬉しそうで

だからこそ、それを見ている人も、嬉しくなる。


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この人を喜ばせようとか、助けになることをしようとか、そういうことじゃ、なくても。


嬉しくて、楽しんで、喜んでいる、愛しんで、微笑んでいる

ただそれだけで、人ってそばにいる人をこんなに温かい気持ちにできるんだなぁと

あの日の一菜さんの「好き」「大事」を語る側で体感させていただきました。


そう、もうそんなに、頑張らなくても、いいのかもしれないな、と。


ただ、喜びから生きているだけで、人は人を十分すぎるほどに幸せにできる。きっと。


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あの日、一菜さんの喜びから私が嬉しくなったことが、もうひとつ。それは、一菜さんの筆文字。

筆文字の先生でもある一菜さんは、大事なことや思いは、いつも筆文字で描かれるそう。だから見せていただいたCITTA手帳にも、時々筆文字でバーンと思いが書かれていて。ただ、細字のペンで描かれているのとは全然違う、文字から思いが溢れるようなエネルギーが、一菜さんの手帳から放たれていました。

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習字を15年近く習っていた私は、字を「綺麗に」「整ったように」お手本のように書くことを、つい良しとしているし、字に「ちゃんと」を求めてしまいがち。

その字は、多くの人に「綺麗だね」「読みやすいね」とは言ってもらえるけれど。でも、文字そのものから、思いが溢れているね、って言われたことは、なかったな。

でも、一菜さんの筆文字は、私が今まで習ってきた「お手本の文字」とは全然、違うけれど。習字の先生に見せたら、たくさん赤字で直される字なのに、

とってもね、あたたかくて、健気で、一菜さんの思いそのものみたいな、温度があった。


そして、ゆかさんに、って、書いてくれた言葉があるのです。

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阿曽祐佳様 鈴のようにコロコロころがりでる言葉たちがとても心地よいの。ありがとう

ゆかさんの声と言葉がとても気持ちがいいのと、にっこり笑って手帳を私に手渡してくれました。

気持ちや思いを、ちゃんと整えて書くのは苦手だけど、筆文字でなら表現できる、そうおっしゃっていた、一菜さん。何でどう書いても、言葉は言葉、そう思うかもしれないけれど、一菜さんにとっては、筆文字で躊躇なく書ける言葉こそが、一菜さんにとっての、「素直なそのままのCITTA(サンスクリット語で心の意味。)」   

そう、心って画一的なんかでは全くないし、たくさん揺らぐし、変わるし、習字のお手本みたいに、いつも同じ綺麗な形なんて、してられない。

筆文字みたいに、自由で、揺らいで、型なんてなくて、でもそれこそが、「私が感じている心そのまま」なんですよね。

いろんな気持ち、いろんな思い、いろんな本音、私の中にある、たくさんの心。

それを、そのままに、思いのままに、言葉にして、文字にして、私が私を確かめて、そして、手帳に書いて、一つ一つ、叶えていく。

筆文字なら、もっと心そのままに、書ける、表現できる。


だから、一菜さんが私に手渡してくれた筆文字は、一菜さんの思いそのままの言葉。

「鈴のように」なんて言葉にしてもらったことは初めてだったから、とてもくすぐったくて、でも、とても嬉しくて、この一菜さんの筆文字は、大事な宝物。


実は、一菜さんとの対談のあと、あまりにCITTA手帳が気になり、そのまま梅田のロフトに行って手帳をゲット。笑

この時書いてもらった手帳は、お役御免になったのですが、それでも、一菜さんの筆文字があるので、捨てずにとってあります。

鈴のようにコロコロした言葉を転がせる私を、思い出せるように。


一菜さんとのひとときを経て思ったこと。


思い、言葉、文字、三つは繋がってる。


思いを言葉に、言葉を、文字に。それを、私の心、思いそのままに、私らしく表現すること。そして、人生そのもので、体現していくこと。

一菜さんにとって、きっととても大切なこと。

今までも、これからも。

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あの日の一菜さんは

医療事務のお仕事からCITTA手帳を介して出会ったCITTAでの一職員としてのお仕事との区切りをどうされるか、決断の手前の時にいらっしゃって。

それをね、ずっと、対談を通して

「そうだよねぇ〜〜〜。」っておっしゃってたのです。心の中に浮かび上がってきているだろう、その答えの前に、さて、どうしようか、と。


何度も何度も、浮かび上がってくる区切りの決断。でもはて一体どうしたものか、どうするのか、この心の声を、、、、どう聞き届け、どうして行こうかと思案されてたんですよね。


答えは、出ている。そうなんだよね。うん。


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あ〜、この答えを確かめるために、今日はきっとここに来たんですね。

なんて言って。^^


これからが楽しみですねと、お別れしたあの日から2ヶ月後。


大事な場所だったからこそ、大切な時間だったからこそ、きっと決断までに、時間を要したのでしょう。

そう、心が、揺らぐから。何度だって、如何様にだって。

でも、その揺らぎだって、ほんものの心そのもの。


揺らぎの時を経て、最終、一菜さんは、決断、されました。


2021年5月末日。一菜さんは一職員として勤められたCITTAを退社、

今月・・・2021年6月から、

自分らいふ寄り添いコーチ / 手帳ライフコーディネーター のお仕事に専念すべく

新たな道を、歩み始められました。


退社まで後少し、というときに、その後いかがですかと、連絡した時に、一菜さんが送ってくれたものには、こんな言葉が。


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49対51で勝ち。


決断というと100対0をつい想像してしまうし、その100対0の白黒キッパリで決めた方が、かっこいい、いかにも決断、って思ってしまう。

でも、そうじゃなくていい。

いろんな揺らぎ、心のグラデーションの中で

2点差だってやりたいって思えたなら、49対51の自分で進めばいい

どちらか、を選ぶその決断の前で、選ばない方の気持ちを、0にしなくていい。

2点差で、ゴー。

私はそんな決断をした一菜さんがとてもいいなと思うし

そんな風に思える一菜さんだからこそ

白黒だけではない、グラデーションの中にある人の心、本当の気持ちを見逃すことなく

あなたの中にある2点差で勝ってる「やりたい気持ち」を逃さず選んでいこうね、って、これからも応援していけるんじゃないかな、と思っています。

CITTA手帳と、筆文字とともに。  


2点差でゴー。

これから選択の時、私はきっと思い出す言葉。


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一菜さん、3時間の出会いの中に、たくさんの気づきやギフトを、ありがとうございました。

また、お会いするのを、楽しみにしています。^^



一菜さんの手帳講座のスケジュールなどはこちらのブログから。


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