「仕事が私をできないに挑戦へと導いてくれる」をテーマにスピーチしました

今勤めている会社では毎朝社員が会社のクレドをテーマにして5分間のスピーチを行うという習慣がある。最近は社員が100名近くになったので、なかなか自分の番が回ってこなくなったが、3ヶ月ぶりに担当になった。せっかくなので発表した内容を全文掲載しておこうと思う。

今回は5つあるクレドの中から「できないに挑戦」を選んで話をした。ちなみに、スピーチの内容は社員全員に評価を付けられて、金曜日に順位が発表される仕組みになっているのだけど、今回はダントツ1位になった。(確か5回くらいスピーチしたけど、1位か2位にしかなっていないのでスピーチに関することも今度noteにまとめようと思う)

冒頭で自分の話に引き込むために、内輪ネタを使ってウケを狙いにいった内容があるので、その部分だけ省略して掲載する。

では、以下全文。

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本日は「できないに挑戦」というクレドに沿ってお話をしたいと思います。
テーマは「仕事が私をできないに挑戦へと導いてくれる」ということです。

私はインターン期間も含めると、入社してもうすぐ4年が経とうとしています。3年前の大学3年生の時は、当時初の地方拠点となる大阪拠点の立ち上げ責任者をしていました。教室の立ち上げに加えて最終的には30人ものチーム運営に挑戦することができました。

東京に来てからは、当時右も左も分からない状態だったマーケティングの仕事を始めました。何十冊も本を読んだり、大量のタスクをこなしたり、人生のほぼ全ての時間を投下することで、ゼロから急成長サービスのマーケティングに挑戦することができました。

半年前に私は、マーケティングチームのリーダーになりました。今回もこのチームリーダーという仕事が私に挑戦せざるを得ない機会を提供してくれました。この仕事をするために否が応でも私は成長せざるを得なかったと言い換えることもできます。

具体的に挑戦できたこと、たくさんあるのですが2つあげたいと思います。

1つ目は、中長期の視点を常に持つようになったことです。ここでいう中長期とは3ヶ月 ~ 1年先の未来をイメージしてください。これまでは今やっている目の前のタスクをこなすことに力を注いでいることが多かったです。もちろん今でもそれも重要な仕事ですが、それ以上に数ヶ月先、半年先を見据えて仕事をせざるを得なくなりました。

毎月目標が上がることが分かっている中で、今月の数値として表れる施策と、数ヶ月後に数値として表れる施策を2軸で走らせ続けることが大切だと学びました。

例えば、広告の改善や新規キャンペーンなどは当月の成果として表れますが、新コースの立ち上げや新ターゲットの開拓などは数ヶ月先の成果を見据えた施策となります。

2つ目は個人ではなく、チームで成果を上げるためにどうするかという視点でものごとを考えるようになったことです。これまでは自分一人で及ぼせる影響の範囲内でできることを考えてしまいがちでした。

今は将来達成したい理想に対して、何が必要でそのために今あるチームリソースでできる最大限の仕事は何かを考えるようになりました。今あるリソースで目標達成が難しいのであれば、広告予算を上げてもらったり、採用をお願いしたり、目標達成逆算思考とも言うべき考え方をするようになりました。

時間の使い方も変わりました。
自分がタスクをこなすことよりも、誰に何の仕事を担当してもらうかを考える時間であったり、人が入れ替わっても同じレベルで業務ができるような仕組み作りに時間を使う比重が多くなりました。

それぞれのフェーズで任された仕事が私に挑戦の機会を与えてくれたと実感しています。そしてその機会を100%活かすために行動する過程こそが、できないに挑戦ではないかと思います。

皆さんは今の仕事からどんな挑戦の機会を与えられていますか?

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