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【2021年8月19日】ブータン王国パラリンピック選手とコーチの練習風景をじっくり

東京パラリンピックに出場するブータン王国の選手が城山競技場で事前キャンプをしている。大会前なので追い込んだりはせず、最後の調整という感じだった。
来日した2人の砲丸投げの選手は、どちらも低身長という障がいだ。交互に砲丸を投げ、カメラマンたちに囲まれながら、緊張の面持ちだった。
良い写真が撮れないか練習風景を眺めていると、少しずつ彼らのことが気になってくる。話しかけたいけど邪魔をしてもいけないし、彼らのしゃべっているゾンガ語はどうも理解できない。じりじりと近くに寄って、ひとつひとつの表情から人柄を読み取っていた。
結局話ができたのは、選手と一緒に来日していたブータン王国のコーチ。私の英語能力に合わせて話を聞かせてくれた。練習中は緊張感があったが、話してみるととても気さくで、拙い英語に付き合ってくれる優しい方だった。

今度一緒にご飯にでも行きたいと思ったが、コロナ禍で観光など許されているわけもなく、すぐブータン王国に帰ってしまうから残念。
余談だが、ブータン人の名前には姓がないらしい。久しぶりの国際交流に心が躍った。


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