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HSPと転職
前回の自己紹介で、「内向的人間」であると記載しました。
いろいろと調べたり学ぶ中で、どうやら自分がHSP (Highly Sensitive Person)の傾向があるようだと気が付きました。
それに気付いたことが転職のきっかけになり、自分のコントロールの仕方、飼いならし方のヒントをもらえたような気がしました。
HSPとは
HSP (Highly Sensitive Person)とは、病気でも障害でもありません。
生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質をもった人」、つまり先天的な気質・性質で、世の中のおよそ5人に1人がHSPであると言われています。
ささいなことに疲れやすい
人の感情に巻き込まれて苦しい思いをする
頼まれごとを断れない
自分を責めやすい
また心理面だけでなく、五感も同様に刺激に弱かったりします。
大きな音、鋭い光、強い匂いをひどく不快に感じる
痛みを感じやすい
もしかして?と思った方は「HSP セルフチェック」などで検索してみたらたくさん出てくるのでやってみると良いと思います。
色々見てみましたが、大きな違いはないので自分にHSP傾向があるかないかは分かると思います。
転職のきっかけ
上記のような性質の多くが自分に当てはまる、と気が付き、「ああ、自分ってHSPなんだ。今までの生きづらさってそういうことだったのか。」と色んなことに合点がいきました。
私の個人的なややこしい性格と思っていたけれど、世の中の5人に1人がこうなんだ、こういうことが苦手で、得意なんだ。という自分のトリセツをもらえたような気分でした。
HSPの特性でくくられる自分の特性と、そうではない次元での自分の性質を分類することもできました。
(内向的、人の気持ちを過剰に汲もうとするのはHSP的なものだけど、好奇心旺盛、飽きっぽい、創造が苦手、とかはまた別の部分かなとか。自分調べ)
上記のような自分の性質が整理されたことで気が付きました。
「今の仕事、向いてないんじゃ…?」
当時の仕事の特徴は
大きな組織、セクショナリズムが基本
関わる人のほとんどが自分より格段に上の役職(次長、部長、役員)
各方面への気配りが必要
この話は直接〇〇部長へして良いのか?一旦次長を通した方が良いのか?
など、日常的に考えて疲弊していました。
とりあえず聞いてみれば?ということが多いのですが、自分の脳内で自動的に考えてしまう。そして、実際にそういったことを考えた方が良い感じの企業風土でした。
疲れたな。そうか、向いてなかったのか。
「転職しよう」
ワーキングマザーとなってから、何度も考えた「転職」
その度にどのような会社が、どういう仕事環境が、どんな職種が自分にとって良いのか。本当に今の会社を辞めるべきなのか。答えが出ずに中途半端に立ち止まっていました。
でもやっと答えが出た気がしました。
小さい組織で
関係者は多すぎず
やるべきことがはっきりしている仕事(評価指数が多すぎるとだめ)
かな~、そして物理的に近いなどのワーキングマザーとしての要件。
これがはっきりしてからは一気に転職に舵を切ることができました。
次の仕事はそれらの要件は少なくとも満たしている。
あとはやってみないと分からないですけどね。
HSPに関する情報は以下の書籍を参照しております。
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