不完全がちょうどいい
すべて自然でないものは不完全である。
ナポレオン 「語録」
という格言があるけれど、広告なんかそうだと思う。広告って普段日常に一体化してある場所に存在する。ニュースサイト、電車の中、酒場のポスターなど、ありとあらゆる場に密着して存在する。でも見るものは、いつも大抵、広告らしい広告で完全な作りだから、見てもただの広告かと感じる。
でも、たまに不自然に心に溶け込むようにはいっくる広告もある。大体の場合、有名なタレントを起用してない、シンプルなデザインで、違和感や驚きを感じるものだ。そこには、不完全な何かがある。あるいは、身近な人の悩みや不安、人間の心理に近いてくるなにかだ。そして、人の心理に不完全に近づくと、広告として役割になる。完全なる日常に入ってこれる不完全なものがちょうどいい
インフルエンサーがソーシャルで投稿する商品が売れるのは、投稿が広告に見えないから、不完全な形で広告っぽくない広告がちょうどいい
でなければ価値がない。そう思う今日
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