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入江悠のミニシアター逍遥Vol.5〜名古屋・シネマスコーレ

こんにちは、入江悠です。
映画『シュシュシュの娘』の監督・脚本・編集・製作などをしました。

映画『シュシュシュの娘』は、昨年2020年、コロナ禍の自粛要請などで苦境に陥った全国のミニシアターを応援したい、との思いから始まりました。

「第5回~名古屋・シネマスコーレ」

名古屋へいってきました。有名なミニシアターがいくつもあります。その中で今回は、『シュシュシュの娘』でお世話になるシネマスコーレさんへ。

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名古屋の新幹線口を降りると、駅の前にビックカメラがあります。ここで自撮り棒を生まれて初めて買ってみようと思ったのですが、今回は弾丸日帰りツアー。時間がないのであきらめて歩きます。このビックカメラの裏にあります、シネマスコーレさん。

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ありました。黄色いビルの1階です。映画のポスターが無数に貼られまくっているので、すぐわかります。

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着きました。JR名古屋駅から徒歩2分です。たぶん名古屋でいちばん駅から近い映画館でしょう。

副支配人の坪井さんを担がせてもらいました。坪井さんとはもう10年以上のお付き合いです。初めて担ぎました。そしたらこんないい表情をしてくれました。

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去年からのコロナ禍で傷ついたミニシアター。最もメディアに露出して実情を訴えていたのが坪井さん。そのおかげで僕ら制作者やミニシアターファンは、内情を知ることができました。

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バックパッカー旅行が好きです。シネマスコーレさんの周辺はなんだか東南アジアの雰囲気に近いです。向かいのビルが撤去させられてしまうという話もあるので、この最高の雰囲気が味わえるのもあとちょっと。(『シュシュシュの娘』上映まではあるようなので、ぜひこの機会に)

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『シュシュシュの娘』の前売券も受付で売っていました。ありがとうございます。8月21日からの上映に向けて、舞台挨拶などの打ち合わせ。名古屋のWebメディアや新聞などの取材も受けて、そろそろ帰ろうかと思うと背後からこんな声が。

「入江さーん、ちくわ買ってきたので記念写真撮りましょう!」

見ると、スタッフのOさんがちくわを持っています。映画館の中では映写が続いているのに、写真撮影のためにちくわを買ってきてくれる映画館スタッフさんがどこにいるでしょう。いるのだ、名古屋には!

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というわけで、ちくわをぱくり。いつも元気をもらいます。「まだ行ったことないな」という方ぜひこの機会に。一生の思い出になりますよ。

副支配人の坪井さんから熱いメッセージをもらいました。そうなんです、名古屋でしか味わえない映画体験ってほんとにあるんです。

【シネマスコーレの思い出】・・・最初に行ったのは『SRサイタマノラッパー』上映の2009年2月。寒い中、路上でなにやらぐつぐつと鍋。見ると、映画にちなんでブロッコリーをスープにした<ブロ汁>を作ってくれていました。感動したなぁ。今はコロナで飲食難しいけど、あのアイデアと行動力が、僕にとってのミニシアター原点のひとつです。

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映画『シュシュシュの娘』
8月11日(水)先行プレミアム試写会
8月21日(土)全国ミニシアター公開

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