60秒以内にPythonのif条件分岐入門〈講座5〉
今回は if を使った条件分岐について見ていきましょう。
プログラミングをしていると必ず出てくる下記の場合
「特定の条件の時だけ処理を実行させたい」
そんな時に使うのが 「if文」です
ではまず btc_price という変数を用意してあげて、その値に応じてメッセージを出し分けてみましょう。
流れは下記の通りです。
❶
ユーザーからの入力は input() という命令で受けることができて、Python 3 だと文字列が返ってくるので int(input()) としてあげて数値に変換。
btc_price = int(input())
❷
入力時のメッセージも付けられるので、では "現在のビットコイン価額は ? " と聞いてあげます。
btc_price = int(input("現在のビットコイン価額は ? "))
❸
これで btc_price に整数値が入ってくるので、10,000 より大きかったら 利確しました! と表示します。
もしif btc_price > 10,000: と書いてあげて、字下げをしてあげて、この条件が真になった時の処理を書いてあげます。
print("利確しました!") としてあげます。
btc_price = int(input("現在のビットコイン価額は ? "))
# > >= < <= == !=
if btc_price > 10000:
print("利確しました!")
Python では字下げに半角スペース 4 つを使います。
ここでの処理は何行でも書いていくことができるのですが、必ず字下げをしてあげてください。
それから、こちらの条件が真ではなくて偽だった場合の処理は else: に繋げて書くことができます。
この場合も字下げをしてあげて書いていきます。
print("損きりします") としてあげます。
if btc_price > 10000:
print("利確しました!")
else:
print("損きりします")
それからさらに条件を繋げることもできて、その場合は else if という意味で elif と書いてあげて条件を書いていきましょう。
では btc_price が 9000 より大きかった場合は、print("ポジション保有中!") としてあげたいと思います。
# > >= < <= == !=
if btc_price > 10000:
print("利確しました!")
elif btc_price > 9000:
print("ポジション保有中!")
else:
print("損きりします")
それからここで出てきた記号なのですが、他にもあって、「〜より大きい(>)」「〜以上(>=)」「〜より小さい(<)」「〜以下(<=)」「〜と等しい(==)」「〜と等しくない(!=)」なので覚えておきましょう。
それから if ... else ... で値を返す場合、条件演算子という書き方が使えます。
例えばここの if ... else ... で単に値を返したかった場合、慣れないとわかりづらいのですが print("利確!") とまず書いてあげて、それはどういう場合かというと、btc_price が 10000 より大きかった場合ですよ、としてあげます。
そうじゃない場合は何を表示するかというと、損切り としたい場合は else "損切り" と書いてあげてください
print("利確!" if btc_price > 10000 else "損切り")
こういった条件分岐の仕方にも慣れておくようにしましょう。
以上
よろしくお願いいたします
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