60秒以内にPythonのデータ演算入門〈講座4〉
次はPythonのデータ演算について
まずは数値の演算です。
1.足し算は +、
2.引き算は -、
3.掛け算は *、
4.割り算は /、
5.そして切り捨て除算をするには //、そして余りを求める % もあります。
6.その他、べき乗を求める ** もあるので、見ていきます。
列:
x = 10 として、例えば print(x / 3) とすると、答えは 3.33です。
x = 10
print(x / 3) # 3.33
そうではなくて、切り捨て除算をしたい場合には // とすれば切り捨てられるので、3 にります。
x = 10
print(x // 3) # 3
それから、% を使って余りを出してあげると、こちらは 1 になります。
x = 10
print(x % 3) # 1
それからべき乗ですが、x ** 2 とすると 2 乗なので、100 にになります。
x = 10
print(x ** 2) # 100
プログラムを書いていると次のような演算をすることがよくあります。
y = 4 で y = y + 12 として、y に 12 を足してそれをまた代入するといったものです。
これを print すると、いま 16 になるかと思いますが、こういった演算はよく行うので、もっと短い書き方が用意されていたりします。
y = 4
# y = y + 12
y += 12
print(y) # 16
こちらの y = y + 12 は、実は y += 12 と書いてあげると全く同じ意味になります。
論理値については、and or not を使うことができます。
例えば、print(True and False) とすると、False になるはずです。
もしくは、print(True or False) とすると、今度は True ですね。
もしくは、True の否定をしたかった場合は print(not True) とすると、False になるはずです。
# and or not
print(True and False) # False
print(True or False) # True
print(not True) # False
それから、文字列の演算ですね。
連結のための + と、繰り返しのための * が使えます。
例えば hello と world を連結したかったら、"hello " + "world" のように + 記号を使ってあげてください。
# + *
print("hello " + "world")
それから、"hello" * 3 とすると繰り返しになるので、hello が 3 つ表示されるはずです。
print("hello " * 3)
以上よろしくお願いいたします。
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