「酒さ」に打ち勝つスキンケア
すっぴんが美しい人に憧れます。
すっぴんが綺麗な人は
カッコいい。
堂々とありのままの自分でいる姿勢も、
そのままで綺麗であることも、
内側も外側も美しい。
そんな生きる姿がなんかとても眩しくて
ほんと、カッコいいです。
酒さとの闘い
醜い素肌
すっぴん美人に憧れはあるものの、
現実問題、真似をするのは難しい。
若い頃から肌にはあまり自信が無かったし
中年になって「酒さ」を発症。
すっぴんレベルはさらに急降下した。
人前ですっぴんなんて、とんでもない。
酒さに悩まされていた時はコロナが流行っていて
常にマスクをしていた。
症状が酷くなったのは
マスクせいもあったのかもしれないけど、
それでも人前でマスクを外すことは出来なかった。
醜くかったからだ。
だから友達とランチを食べることも
お茶しながら雑談することも
一切しなかった。
肌に自信がないと、会いたい人と会えなくなる。
付けるものをマイナスする
酒さになって肌を強くしたいと
心底思うようになった。
そしてそれは必然的に
すっぴんレベルを上げることを意味する。
その為にまずは守備を堅める。
肌のバリアである角質。
これを死守すること。
角質を剥がしてしまうメーク落としと
洗顔料を使わないで済むように
普段のメークに使うものを見直した。
要するに簡単に落とし易いメークにした。
ずっと愛用してきたリキッドファンデに
サヨナラをした。
ベースに使うのはパウダーやおしろいなどの
ごくライトな使用感のものをチョイス。
化粧下地は使わない。
とにかく肌に付けるものを減らすこと。
日焼け止めクリームも、
肌に負担をかけない意味では使わない方がよいのだろうけれど
老化要因の紫外線は侮れないのも周知の事実。
なので、紫外線に当たる日は
敏感肌用のものでSPF値が20〜30程度のものをチョイス。
もしくはパウダータイプの日焼け止めがライトに使えてオススメ。
ファンデーションも同様、
基本的にライトな使用感のパウダータイプもので、成分がシンプルなものを選ぶ。
粉おしろいくらいの感覚で使えるものを。
こういった類のものなら、落とすのもラク。
もともとナチュラルメークだったのもあり
ポイントメークは特に変えなかった。
眉をペンシルで描き、アイラインもペンシルで。
ブラウンのアイシャドウでラインをぼかして
ビューラーでまつ毛をカールさせ
マスカラを繊細に乗せる。
チークで表情にメリハリを。
最後にピンクベージュのリップをオン。
肌をいたわる顔の洗い方
このようにメークをした状態からの
夜のスキンケアは、ポイントメーク落としから。
メーク落としとして一般的に市販されているものは
界面活性剤や防腐剤の配合量が高いものが多い。
それは肌への負担が大きいから使わない。
使用するのは100%純粋なホホバオイル。
ホホバオイルには精製度が高い無職透明なクリアホホバオイルと、天然の栄養を残した未精製のゴールデンホホバオイルがあり、
敏感肌の方は精製されたものの方がトラブルになりにくくオススメ。
コットンにホホバオイルを小さじ1〜2を取り
そっとまぶたに乗せて待つ。
力を入れずにほんの軽く滑らせマスカラやアイシャドウをオフ。
眉やリップ、チークも同様に押さえたら少し待ち、離す。
肌は横にスライドされるのがとても苦手。
なのでできるだけ滑らせない。
とにかく肌はこすらない。
お風呂のシャワーヘッドはこだわる価値が充分にあると思う。
塩素除去が出来るタイプのもので、
マイクロバブルとかウルトラファインバブルとか
お湯だけでメークまで落とせる優秀なものを
是非使って欲しい。
界面活性剤を使わずに油分を落とせるなんて、めちゃくちゃありがたい商品だと思う。
私的には投資する価値がとても高いアイテム。
夜の洗顔はコットンでポイントメークを落としたら、
こういったシャワーヘッドでお湯をおでこに当ててしばらく流す。これだけ。
目の周りの余分な油分も、
しばらくシャワーを当ててるとヌルヌルが取れ
ちゃんとサッパリしている。
朝の洗顔は洗面器にお水を溜めて
にがりフレークを小さじ1ほど入れている。
手で軽く混ぜてにがりを溶かし
そこに顔を入れて鼻息を出す。
にがりには肌の清浄作用がある。
3秒吸って、顔を入れたら
7秒鼻からゆっくり息を出す。
これを10回繰り返す。
とにかく肌を触らず、こすらない。
これを徹する。
ゆっくり鼻から息を出している時、
ひんやりした水に顔が浸かって
鼻から出た空気がポコポコ肌を撫でていく。
水の温度と泡の丸い感触を味わいながら
自分が広いプールに潜っていることを想像する。
それだけで、気持ちがいい。
なるべくゆっくり7秒。
想像の世界の優雅なプールで
毎朝、潜水をする気分。
頭の中のプールから出たら
洗面器のお水を頭からかけて寝癖を取る。
タオルで顔と髪の水分を押し拭きして、完了。
シンプルスキンケアの効果
酒さを発症しているときは
この時点で顔はほんと真っ赤だった。
洗わない洗顔にして一年ほど経った頃からかな。。
基本的には赤みを帯びた肌色だけど、
異様な赤さになったことは一度もない。
あの頃よりかなり、肌に耐力が付いたと感じる。
それでも体調が良くない時に
一度、湿疹がポツポツ出たりもした。
その時は内心では嫌だったけど、
皮膚科に行って抗生物質をもらった。
私はプロトピックもロゼックスもダメだったから
塗り薬は使わなかった。
抗生剤は悔しいほどよく効いて
3週間も飲めば湿疹はなくなった。
以前は定期的に繰り返してた酒さの肌荒れが
スキンケアの仕方を変えてから発症しなくなった。
酒さになって見つけた大切なこと
「肌を洗浄剤で洗わなくてはいけない」と
思い込まない方がいいんじゃないかなって思う。
そもそも自然界の生物で、
洗剤で顔や体を洗っているのは人間だけ。
公衆衛生が進んだことで怖い病気が流行らなくなった過去があることで、
衛生的であることの美徳が過剰視されていたりしてるんじゃないかな。
使っちゃいけないとまでは思わないけど、
今の使用頻度が自分の肌に本当に適切なのか、
健康的と呼べる範疇にあるのかは
一度立ち止まって考えてみるのも悪くないんじゃないかなって、
心底感じる。
肌がデリケートなのは正直嬉しくないけど、
敏感に危険を知らせてくれてるサインとも言える。
そこをちゃんと拾ってあげられたら
多くのプラスももらたしてくれる。
私は自分自身の肌を受け入れていきたい。
誰からも褒められる極上の肌とは違うけど
今は自分の肌を醜いとは思わない。
むしろ、昔よりだいぶ元気で健康的に感じられる。
お風呂上がりに鏡に写る自分のすっぴんを見て
自然と笑えるようになった。
今の自分の肌が好き♡
肌の調子は気持ちを大きく左右します。
今も自分の肌が嫌で心が泣いたまま、
一生懸命に作り笑顔をしている人がいるかもしれません。
私もそうでした。
私は完全に酒さを克服しきれたのは分からないけれど、
今は肌の細胞一つ一つがしっかり息をして
喜んでるような感じがしています。
この方法が全員の正解とは言い切れません。
普通の美容師が実践し、
たまたまうまくいっただけのことかもしれません。
ただ、時間はかかりますが、
習慣を変えれば必ず変化が起きます。
肌が自分で自分を守れるようになってきます。
自分の肌が好きであること、
そして自分のことが大好きと思えるように。
この投稿がその一助となれたら幸いです!
基礎化粧品に関する記事も近く投稿予定です。
よかったら是非、読んでください◎