シリコンバレーに優秀な人材が集まる理由とは？
米国サンフランシスコへの出張中に
スタンフォード大学へ訪れてきました！
というのも、今回の出張で会っている
ビジネスパートナーの1人は
スタンフォード大学の医学部を卒業して
病理学の教授を務めた経歴がある
というつながりがあり、
キャンパスを案内していただきました。
スタンフォード大学は、言わずと知れた
シリコンバレーにあるアメリカ屈指の名門大学です。
シリコンバレーは世界を変えるような
イノベーションを次々と起こしていますが、
そのイノベーションの源泉になっているのが
スタンフォード大学だということが
実際に訪れて肌感覚で感じました。
今では世界的な大企業となったGoogleも
もともとこのスタンフォード大学の
研究の一環から始まったと言われています。
Googleの創業者のラリー・ページや
セルゲイ・ブリンもスタンフォード大学の出身です。
他にも、シリコンバレーの創世記を作った
ヒューレッド・パッカードの創業者や
ネットフリックス、ヤフー、インスタなど
シリコンバレーの有名な企業の
創業者を数多く輩出しています。
スタンフォード大学のある
カリフォルニアは気候も良く
晴天の日が続くことからも
学生生活を満喫して、研究に没頭できたり
世界中から優秀な人材が集まる
要素のように思われました。
また、ビジネスパートナーから
教えてもらった話では
スタンフォード大学や、同じく近くにある
世界トップクラスのカリフォルニア大学
バークレー校（UCバークレー)には
各国から優秀な学生と研究者が集まり、
シリコンバレー企業の経営層の
重要な人材供給源になっているそうです。
実際に、自分のビジネスパートナーも
世界トップクラスの遺伝子検査会社の
CSO(最高技術責任者)として活躍しています。
スタンフォード大学やUCバークレーの卒業生が
シリコンバレーの企業で働くかたわら、
教授と築き上げた信頼関係をもとに
母校で講義をもち、いずれ起業するときに
教え子たちが右腕となる。
そして今度は教え子たちが
同じ教授の仲介で講義をもち、
起業してそのまた教え子たちが…
といった大学や教授を中心とした
人材クラスターが存在しているとのことです。
シリコンバレーが優秀な人材を
引き寄せて離さない理由は他にもあります。
その理由のひとつは、
ここでの成功にともなう膨大なリターン。
たとえば、Facebookの上場時の
時価総額は円換算で8兆円でした。
こうした「シリコンバレー・ドリーム」
を支えているのがベンチャーキャピタル
(VC)の存在です。
アメリカにおけるVCの年間投資規模は
約3兆円といわれています。
これに対して、日本が1,000億円。
大きな差があります。
さらに、注目すべきは付加価値の部分で
アメリカのVCには大成功をおさめた
連続起業家が多くいますし、
有能な人材をたくさん知っています。
今回米国滞在中にあったVCの方も
投資先にどんどん紹介したり、
送りこんだりしていて
人材面やビジネスモデルに
高い付加価値を与えています。
こうしたスタンフォード大学と
シリコンバレーの関係や優秀な人材が集まる理由、
VCで成功した事例など、リアルな話を
聞くこともできて、有意義な時間でした。
素晴らしい大学のキャンパスへ訪れて
生まれ変わったらスタンフォード大学に
行きたいなーと妄想をしていたら、
ビジネスパートナーに
「スタンフォード大学のエグゼクティブ向けの
6週間のプログラムがあるから、
シュウも参加してみるといいよ。」
とおすすめを受けて、入学の条件や
入学費用など具体的な情報を教えてもらいました。
ビジネスパートナーは医学が専門なのですが、
これからビジネスに注力するにあたり
ビジネスを学ぶために入学する予定があるようです。
ビジネスについて学ぶ内容はもちろんですが、
ここに参加することで得られる人脈こそが
大きな価値があるとのことでした。
6週間のまとまった期間をつくるのが課題ですが、
とても魅力的な話を受けてワクワクしました！
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