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若者よ、やりたいことがなければ神輿に乗れ

こんにちは、琉球アスティーダの早川です。

僕は、学生時代に起業し、首相秘書を務め、衆議院選に出馬し、現在はプロスポーツチームの代表を務めています。よく、「早川さんはやりたいことをやっていてすごいですね」と言われますが、これまでのぼくの人生を振り返ってみると、必ずしも自分の「やりたいこと」ばかりをやってきたわけではありません。

様々なメディアで、「やりたいことを見つけよう」「やりたいことをやろう」と、やりたいことがある方が正しいという発信を目にします。しかし、決してそうは思いません。
なぜなら、僕にもやりたいことがなかったから。

今回は、「やりたいことがない」そんな悩みを抱えている若者に対するnoteです。

正解のない時代だからこそ自分の力で切り開け

今の世の中は、「正解のない時代」だと言われています。今よりも20年以上も前、高度経済成長の末に訪れたバブルの時代には、正解がありました。大学に入り、有名な会社に入り、家族を持ち、戸建てに住み、定年まで一社で働き、老後は家族でゆっくりと暮らす。多くの人がその理想を追いかけていました。

しかし、近年の日本経済の成長鈍化や、人々のライフスタイルの変化により、これまで通りの幸せな社会を継続することが難しくなっています。正解がない中で、過去の人が築き上げた正解を追い求めるのはリスクが高く、必ずしも理想の生活を手に入れられるのかというとそうではありません。

こんな時代だからこそ、自分の力で正解を切り開いていくべきだと思っています。

最初に断言しておきますが、世の中に正解はありません。これからお話する内容が正しいかというとそうではありません。これは、早川自身の実例です。必ず読んでくださった方に当てはまるかどうかは分かりませんが、少しでも参考になれば嬉しいです。

チャンスの女神に後ろ髪はない

振り返ってみると、20代は、ほとんど記憶がないくらい一瞬で過ぎ去って行きました。とにかく目の前のことに精一杯で、無我夢中に働くしかありませんでした。「やりたいことをやっているのか」なんて考える暇がない生活です。

僕の人生の大きな転機の1つは、藤本先生との出会いでした。当時、藤本先生の法律事務所で仕事をしながら、弁護士になるべく、毎日現場で働きながら勉強していました。弁護士資格を取得しようと試験に臨みましたが、結果は不合格。

その結果に落ち込んでいる僕に、藤本先生は、約50坪のテナントを見せて、「早川はサラリーマンとかやるタイプじゃないから、会社でも作れ」と一言。この一言がきっかけで、僕の人生は大きく動き始めました。

事業作りや経営など、何もわからないところからのスタート。資本金は最初に渡された5000万円。当時20代前半の若者だった僕は、5000万円という金額に震えたのを覚えています。せっかくのチャンスを無駄にしないよう、朝から晩まで死に物狂いで働きました。

当時のスケジュールは、朝6時30分には会社に出社して、1日のスケジュールをチェック。そこから夜の22:00まで営業で都内を駆け回り、その後1日の振り返りを会社でやる。そして、そこから朝方までお客さんとの会食をこなし、1人抜け出して行きつけのサウナに行って2〜3時間仮眠をとって、出社。そんな毎日を送っていました。

多くの仲間の頑張りと、藤本先生のアドバイスもあり、会社はみるみるうちに成長。目の前に来た仕事にがむしゃらに向き合いながら過ごした日々は、とても大変なものでした。その結果、時には、無理がたたって身体を壊してしまうことも。

しかし、そんな日々を過ごした結果、開業当時には思ってもいなかった景色や、人との出会いに恵まれました。そして、その出会いがまた僕を新しいステージへと引き揚げてくれました。

この経験から伝えたいのは、決してやりたいことがなくとも、目の前のことを必死にこなしていたら、自然と立場や役割が与えられていくということです。僕は、それを「神輿に乗る」と言っています。

神輿とは、チャンス。チャンスの女神は突然やってきて、あれよあれよという間に過ぎ去っていきます。チャンスの女神には前髪しかありません。少しでも迷って、女神の後ろ髪を掴もうとしても、掴めないんです、だって女神はハゲてるから(笑)

やりたいことがなくてもいい

先述しましたが、僕は、やりたいことを見つけることが全てではないと思っています。やりたいことがなくとも、自然と目の前にきた仕事をしっかりとこなして、訪れたチャンスに飛びつけるかどうかが大事なのではと感じています。

ただ、そのチャンスを掴んで、成功するのもまた一苦労。最初はいろんな人から否定的な意見を言われます。「お前にそんなことができるわけない」と。便利な時代です、ネットで調べれば、たくさんのネガティブな情報=やらない理由が出てきます。

でも、それはきっと挑戦していない人たちの意見です。挑戦する前にやらない理由をあげることは簡単。しかし、失敗を重ねながらも挑戦し、着実に目標に近づくことで、周囲の人の反応は変わっていきます。

初めて「国会議員になる」と言った時、「早川は頭がおかしくなった」と言われました(笑)そのくらい、周りの人は信じてくれなかった。でも、そこから大学進学、起業、元首相秘書と、少しずつ夢の実現に向けて努力している姿を見て、1人2人と、「早川は本気なんだ」と信じてくれる人が増えていきました。

衆議院選への出馬を表明する頃には、これまで否定していた人たちも「おれは早川ならやると思ってた」と口を揃えて言っていました(笑)自分の努力次第で、周囲の人の反応は大きく変化させることができるのです。

志に合う神輿に乗る

「否定されるところから全ては始まる」こう考えられるようになると、むしろ最初から肯定されるものに対するおもしろみを感じなくなってしまいます。

日本初のMBAの仕組みを作ったGLOBISの堀さんも、ネットでなんでも買える仕組みを作った楽天の三木谷さんも、ネットで証券の売買ができる仕組みを作ったマネックス証券の松本さんも、最初は全員から否定されたはずです。そんなこと無理だと。

でも、彼らは諦めずに理想の世界の実現に没頭しました。そして、今では誰もが羨むような成功を納めています。最初から成功が見込まれているようなものではなく、誰もが否定したくなるような、大きな理想を掲げた挑戦の方が、僕はワクワクします。

Tリーグで、プロスポーツチーム初の上場を目指すと言った時も、「野球もサッカーも上場できてないのに?」「しかも、卓球で?」と様々な否定的なコメントを頂戴しました。ただ、その時、とてもワクワクしていたのは、皆さんお気づきのことでしょう(笑)

最初からこう考えていました。「この否定的なムードをひっくり返したら、ものすごく大きな価値のあることが実現できる」と。

僕には、巡ってきたチャンスを掴むかどうか決める基準があります。1つ目は志に合うか、2つ目は楽しそうか。noteで何度も言っていますが、「有志有途」。志あるところに、道はひらかれる。全ては、僕の志に当てはまるかどうかです。

「やりたいかどうか」「できるかどうか」ではありません。志に合うかです。だって、卓球初心者の僕が、卓球チームの代表になって、プロスポーツリーグ初の上場企業になるなんて、誰も信じられないですよね(笑)

でも、実現することができました。それは、「弱き者に光を照らす」という志を胸に、日々やるべきことに没頭した結果です。まだまだ満足いくような成果は出せていませんが、これからも志を胸に、チームの経営や、社会に向き合っていきたいと思います。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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