眠れない夜の先にあるもの~星新一NHK~
タイトル:不眠症
初出 :「家庭全科」1964年4月号
蛍光灯を換えようとしたら眠れなくなったらしい
何ヶ月も、一睡も
「1mは一命取る」
建設現場で使われる安全標語だ
何事も油断大敵であるな
それにしてもラジオの型が古い
この話の舞台が昭和だということを示しているのか
それにしては冒頭のシーンのオフィスは昭和のそれではない
そういうチグハグさも星新一さんの不思議な世界を表現しているのか
眠れない長い夜の先にあるものは残酷な朝
眠れなかったまま迎える朝はほんとに気持ちよくない
なんとも言えないあの感覚
あれはあまり味わいたいものじゃない
原作は1964年初出
1964年は相当な昔だ
東京オリンピックが開かれ
東海道新幹線が開通した年
つまりそれは昭和のど真ん中
さすがの私もまだこの世に生を受けていない
眠くなったら寝る
睡眠欲など十人並みで結構だと言ってはみたものの
人よりも少々眠いことが多い私が言っても
説得力があるのか無いのかは微妙なところ
眠いのか眠くないのか
寝るのか寝ないのか
寝ているのか寝ていないのか
いつもどこかブラックで痛快な星新一さんのショートショート
それは令和になった現代でも
揺るぎ無く健在なのである
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