マガジンのカバー画像

月刊 マルチーズ竹下

31
シュッパン前夜メンバー、マルチーズ竹下の記事まとめ。“出版業界のコモノ”としての矜持を忘れずに、これまでの失敗も恐れずに、伝えたい出版や編集にまつわるアレコレを発信していきます。
運営しているクリエイター

#編集者

迷子ぎみの編集者やライターにおすすめしたい「自分の強み」を探る方法

推しが出来た。 そして、思う。編集者やライターにこそ、推しは必要だと。推しの存在価値に生…

編集者も見た目が9割、いやそれ以上!? だった件

出版社で書籍編集をやっている、マルチーズ竹下と申します。最近、気づいたことがあります。私…

「プロ意識のある編集者」って? そっとあたりを見回し考えてみた

出版社で書籍編集をやっている、マルチーズ竹下と申します。働くうえで時にモチベを上げ、時に…

毎度、大なり小なり揉めごとを寄せ付けてしまう編集者は「敬意力」を磨くといい!?

シュッパン前夜のメンバーの中でも、編集者歴が長いほうですが、毎回、仲間が執筆するnoteの記…

【子育て雑誌編集時代】炎上した産休・育休中のリスキリング問題で思い出した、あるマ…

ざっくり見積もって30年、出版の世界に住まう私。今日は「リスキリング」の正確な意味が分から…

【出版社の場合】編集者から見た、真似したい・そうなりたい編集者ってどんな人?

実はざっくり見積もって30年、出版の世界に住まう私。いつもアタフタしているのでとてもそうは…

【出版社の場合】出世したい人、拒む人、それぞれの思惑とほんとの気持ち。

出世、について書こうと思います。いったい全体、どの口で! 前回の投稿記事で自らを〝働かないおばさん〟(正確には〝30代のときと同じようには働けないおばさん〟)と自虐した、どの口で!! ――との声が聞こえてきます。いやほんと、その通り。でも! すでに出世階段から遠く離れた窓近くの席で粛々と働いている身の上だからこそ! 階段途中の人や、踊り場で地団駄踏んでいる人には見えない景色が見えている。そんなわたしだからこそ、お話しできることがあると思うのです。 マルチーズ竹下と申します。

【出版社の場合】“働かないおじさん/おばさん”問題を、当事者であるわたしが考えて…

働かないおじさん/おばさん問題。このテーマ(?)のネット記事はビューが伸びるのか、定期的…

わきまえない著者_ 書籍『ダイエットの終焉。』について

 ここ数日、胸のムカムカがおさまらない。ふるさと納税返礼品のミックスナッツの食べ過ぎが原…

編(へん)なひとたちの変な遺伝子について_ああ、あの頃の私を埋葬したい

卒業式ユニフォームと、まんが『はいからさん』 今年も、誇らしげに袴スタイルで闊歩する“は…

あなたのお相手は恋人ですかセフレですか配偶者ですか内縁ですか?

 上記のような質問を急にされたら、「なんて失礼な!」と誰だって怒り心頭だろう。ましてや仕…

ありがとう西武大津店の中の“本屋さん”。もしかして、記憶の中の。

 新潮社主催の第20回「女による女のためのR-18文学賞」の大賞が、宮島未奈さんによる『あ…

紙と電子書籍の本、どっちが売れて欲しい?と聞かれて、一瞬かたまりました

「私のこの本、紙と、電子書籍と、同時に発売になりましたよね。出版社としては、どっちが売れ…

出版業界の小物(コモノ)としての矜持。これからも声を上げて小物道を歩く

あるオンライントークショーで、30代の会社員作家さんが「私は本業のほうでは小物(コモノ)なんです。でも小物だからこそ、働き方や働く環境について、勇気を持って発信していこうと思います」と語っていて、すごくいいな!と感じました。というのも、最近、こんな質問を受けたんです。 「編集者を30年近くやってきて、“売れる正解”ってなんですか?」 キャリアは長いけれど業界では小物の私はプルプルと震えました。それを聞くなら、アスコムの◯◯さんとか幻冬舎の◯◯さんとかのとこに行ってくれよ!