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鶏口となるも牛後となるなかれ

座右の銘

私の座右の銘です。

「鶏口となるも牛後となるなかれ」は、「鶏口牛後」と短縮して用いられることもあることわざです。「鶏口」は鶏の口を、「牛後」は牛の尻を指し、それぞれ「けいこう」「ぎゅうご」と読みます。

鶏の口は小さな集団の長のたとえとして、一方の牛の尻は大きな集団に従っている者のたとえとして用いられており、「鶏口となるも牛後となるなかれ」は、大きな集団で使われる者ではなく、小さな集団の長になりなさいという意味です。

こう見えてハマっ子です

仕事の一環で自己分析をする機会がありました。自分のこれまでの人生を振り返ってみると、まさにこの言葉があてはまると改めて実感します。

私自身、社会人になって大きな組織に在籍したことはないのも無意識に小さな組織を望んでいたからかもしれません。

出身は神奈川県横浜市。小学5年まで過ごしたハマっ子なんですが、福島県に移住してからその面影はどこへやら。自分の原点を忘れないようにスマホの壁紙はみなとみらいにしています笑。

人生には色々な転機が

最初の転機は、小学校での転校。それまで神奈川県を始め首都圏の景色しか見てこなかった私が、長野県に移り住みます。そこで感じたのが、美しい自然、ゆったりと流れる時間でした。

長野県には1年ほどしかいませんでしたが、時間を忘れて友達と遊ぶ、帰る時間は防災無線が教えてくれるあの生活は今でも思い出します。

同じ24時間でも東京と地方では、針の進み方が違うように感じます。中高と都内の学校に通学していましたが、次の電車は5分も待てば来るのに、毎日同じ電車同じ車両に乗っていたあの頃を振り返ると、何であんなにみんな急いでいたのだろうと驚かされます。今でも東京へ出張に行ったときはホームへの階段を急いで上がってしまうのは当時の癖でしょうか。

学生の頃から、社会人は東京以外でと決めていました。色々あり今は福島県会津で、学生当時は選択肢にもなかった地方公務員。地域の皆さんに助けていただきながら仕事が出来ています。

最後は人と人

コロナ禍でオンラインやテレワークが日本でも注目されだしていますが、やはり最後は人と人のつながりによって、物事は前に進むものだと思います。

コロナを流行らせたのも人。収束させるのも人です。人に支えられ、人とともに動いていく。鶏口でも牛後でも組織やコミュニティの中で、いかに自分を発揮するかが重要かもしれません。


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