優しくあり続けるための強さ
葉っぱ1枚の葉脈の形に、幹や枝といった、木全体の形が表れている。
部分は全体をはらむ。
今、もし私たちが日常生活のこのとき、ここで、自分にも他人にも手を差し伸べる優しさを示すなら、いずれは世界全体の平和にもつながるはずだ。
優しくあり続けるための強さを求めたい。
私たちは山の高みを目指す前に、自分の中の精神的弱さ、クヨクヨ、失敗、または病弱なところにも手を差し伸べて、ともに前に進もうとすることが大切なのだ!
そして、行基は民衆と共にあり、良寛は、御仏よりも己の心なり、と説いて民衆に寄り添った。
良寛荘にて気功の合宿。
帰りに白鳥に見とれる。
高速道路を降りた。
時にはゆっくりと回り道をしなければ、出会えない景色がある。
2018年10月24日 五島秀一