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黒曜石の秘密と隠岐島

黒曜石というのは、日本では非常に希少な鉱石だ。
古代日本では、現代で言うところの貨幣の役をしていた。

それは、卑弥呼の時代に遡る。

高句麗という朝鮮の北の国が、南の方にあった日本の任那(みまな)というところに押し寄せ、朝鮮半島で大きな戦いが起きた。
二百年前後のことだ。

朝鮮の民族が船に乗り日本に逃げてきて、鉄の文化を日本にもたらした。

九州の北部、南部、中部、至るところで戦争が起きて、約五十年近く内乱が起きた。

これを鎮めたのが卑弥呼だ。

卑弥呼は、高句麗の背後にいる魏の国王と国交を結び、睨みを効かせて高句麗の反乱を止め、日本を守った。

こんなことができるのは、大和朝廷、
すなわち神功皇后と卑弥呼が、姉妹であったということになる。

そのとき用いたのが、鉄の武器と、国内の豪族をまとめるために
お金をばら撒いた。

すなわち黒曜石だ。

黒曜石の産地は、北海道、長野、新潟、北九州、隠岐島と分布し、隠岐島の黒曜石は、ウラジオストックでも発見されており、隠岐の民は古くから朝鮮半島と交流を結び、ロシアとも交流を結んでいた。

隠岐島の黒曜石は非常に純度が高い。

黒曜石を貨幣として用いた、すなわち卑弥呼は隠岐の黒曜石を知っていた。

すなわち黒曜石には、卑弥呼と神功皇后の三韓征伐のすべてが絡んでくる。

神功皇后が高句麗に出兵したとき、船は大体三分の一の確率で沈む。

船の航海の無事を祈ったのが住吉三神
それは航海術に長けた「住吉一族」である。

住吉の神は不思議と瀬戸内海沿岸で祀られている。

大阪、山口、北九州、宮崎
したがって住吉一族とは、当時で言う海賊のようなもの。

瀬戸内海から北九州沿岸一帯と、日本海全域を支配していた巨大グループだ。

こうして、黒曜石の秘密と隠岐島と、卑弥呼と神功皇后
すなわち住吉三神が、一つの線で結ばれる。

2023年1月 Dr.Shu 五島秀一

2023年2月4日 「五島秀一×吉田雅紀」対談セミナー

ツアー予告
2023年4月29日〜30日「住吉三神ツアー」






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