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【未来哲学】もっと素敵な宇宙があっていい!

水晶と同じ構造のアデノシン三リン酸

アデノシン三リン酸は水晶と同じ構造をしています。
ミネラルが集まることで争いがなくなるとピラミッド型になります。
アデノシン三リン酸の周りに無数の希(稀)ガスが集まると
エジプトのピラミッドのようになるわけです。

構造はミネラルによって変わります。
そのミネラルは空気中にあるものです。
私たちが大気中の未知のミネラルを使わないから神は酸素を無くすと言っている。

未知のミネラルを使うためにはヨガのプラーナ呼吸をやるといい。
僕は十代の時にその呼吸法をマスターしました。

頑張るスタミナ源 “ATP”

私たちの体は、毎日呼吸したり考えたり運動したりしています。
つまりエネルギーがそこへ働いています。

このエネルギーのことを“アデノシン三リン酸”と言います。
略して「ATP」です。

アデノシン三リン酸は、アデノシンという部分と三つのリン酸という部分があって、二つの性質の異なるものが共存しています。

アデノシンの働きは、血管を広げる、免疫を向上させるなど、一言で言うと頑張るスタミナ源です。

リン酸は細胞膜を作ります。
私たちの体は成長していく時に細胞膜が必要です。
毎日毎日体が新陳代謝しているとうことは、古い細胞が壊れて新しい細胞ができます。その細胞の一番重要な膜を作って生命を守っています。
リン酸は体が成長する土台となるものです。

アデノシンが主役、リン酸が脇役の働きです。

病気は努力の表れ?!

そして呼吸したり食べたりするものは、最終的にATPの中にエネルギーとして蓄えられています。そのエネルギーを使って考えたり、体を動かしたり、悩んだりします。

このATPが私たちのエネルギー源です。
生きるというのは、ATPを作っては使う、作っては使うことです。

実は「悩む」というのはものすごいエネルギーを必要とします。
病気もエネルギーを必要とします。
病気の時は病気の部分にエネルギーが集まっています。
よくこんな病気をつくったと褒めてあげることです。

もし病気になったとすると病気になる努力をしていた。
もし不幸になったとすれば不幸になる努力をしていたことになります。

ですから病気の結果というのは努力の表れです。
この努力こそがエネルギーです。

ですから次にやることは、不幸や病気に直面した後の方向性を正しく定めること、それが一番重要な鍵となります。

今後はどの方向にエネルギーを使ったらいいか?
どの方向に努力を傾けるかはエネルギーの使い方です。

莫大なエネルギーを持つ人間の体

私たちにとって最大の関心事は人体を動かしているエネルギーです。
一番大切にしなければいけないそのエネルギーとは何なのか?

人間は1日に体重と同じだけのATPを作っています。
体重が50キロクグラムだとすると50キロクグラムのATPを作っています。

それは熱量にすると、水1リッターを1000度上昇させるだけのエネルギーを作っていることになります。

もし酵素がなかったら私たちの体はあっという間に蒸発してしまいます。
そのくらい莫大なエネルギーを誰もが同じように持っています。

三つのリン酸エネルギーの正体

さて、そのエネルギーの正体に迫ってみましょう。

ATP「アデノシン三リン酸」

このエネルギーを蓄えたATPをどうやって取り出すか?
それは一番右側の一つのリン酸が取れた瞬間にエネルギーを発生します。
密着している時はエネルギーを出さない。
離れるとエネルギーを出す。

普段は三つが密着してエネルギーがものすごく高まった状態です。
このエネルギーは水酸基と言ってマイナスの電気を帯びています。

マイナスの電気の正体は電子で、激しく自己主張しながら空間を飛び回るエネルギー。

プラスの電気の正体は陽子で、他人から何かを必要としてじーっと一か所に止まっているエネルギー。

狭いところにマイナスの電気を持ったものが4つも密集しているのは、
4人の非常に自己主張の激しい人たちが一つ屋根の下でお互いに自己主張しあっている状態です。

つまり「仲が悪い」「今にも飛び出しそう」「険悪な状態」です。
その険悪な状態がなぜ分裂し爆発しないのか?

険悪な関係の三つのリン酸のエネルギーの正体ははっきりわかっていませんが、おそらく ”共有結合” だろうと言われています。

感情に打ち勝つ人類愛

4人の非常に自己主張の強いOHというマイナスの電気がどうしてバラバラにならないのか?

それは結合しようとする二か所の部分があるから。
人間でいうと、人類愛を持つものが二人いる状態で、四人の不都合な人たちを上手にまとめている。

人類愛が感情の好き嫌いを打ち勝っている状態が人体のエネルギーです。

マイナスの電気のところだけ見ると人間の体は欲求不満のかたまりです。
思う通りにことが進まない、人間の存在そのものが不幸です。

ところが結合の部分はそれを上回る、バラバラになりそうなものを一つにする存在に目を向けると人生が希望が持てます。

共同体を守る固い意志で平和が保たれている。
そこにエネルギーが発生しています。

”欲求不満と達成”二つの側面が人生の正体

事を成すまでの私たちは、ある一面から見ると欲求不満のかたまりです。
実はその間にエネルギーがたまっている。
そのエネルギーがないと、いざという時に何もできない。

人生というのは欲求不満のエネルギーを使っている。
だから欲しいものがすぐに手に入らない状態というのは、実はエネルギーが蓄えられている状態です。

そのように人生はできている。これが人生の正体です。

人生には”欲求不満と達成という二つの側面”が交互に現れることを、ATPから見て取ることができます。

肉体の組成に不足するミネラル

なぜ世界は平和にならないのでしょうか?
それは人体に秘密があります。

実は人類の肉体の組成に不足しているミネラルがあるのです。

病気も精神的なうつ病もあるミネラルを投与するといいのですがそのミネラルが何なのか?

人間の体の中には何千種類という酵素が仲裁しています。
酵素もミネラル、ミネラルは微量でも効きます。

大気中にある稀(希)元素の正体

いずれ解明されるでしょうから現時点で予言しておきます。
そのミネラルとは稀(希)元素、稀(希)ガスとも言う
大気中にものすごい微量成分を含んでいる。

例えばクリプトン、キセノンなどの不活性ガスがたくさん空気中に眠っています。

現代医学がなぜ、心の悩みや難病を治せないかわかりますか?
それはミネラル不足だから。

私たちは大気中の78%を使っていない
私たちが使っているのは酸素の21%だけ
残りはほぼ窒素、稀(希)ガスと呼ばれるもの

ミネラルでエネルギーを転換させる

ATPで説明したように、人体はいつでも争いの状態にあります。
これを調和しているのは、無数のミネラル群です。
無数のミネラル群がもともと人間が持つ欲求不満を違うエネルギーに変えています。

例えば、イエス・キリスト、マザー・テレサたちの体も矛盾だらけでできていた。欲求不満があったはずです。
だけどどうして自己犠牲で人類のために働けたのか?
どうして乗り越えることができたのか?

それはミネラルが方向づけをしたのです。
だから、祈ることができる、人を助けることができる。

体の中は物質的に見ると完全に矛盾だらけなので、体をバランスさせるためには、明らかに“霊的エネルギー”を考える必要があります。

霊と言ってもピンとこないのでミネラルを通して考えてみましょう。
人体の中にあるミネラルの微量成分が足りないので難病が治らない、世界は民族の違い、宗教の違いによって戦争を起こしている。

このミネラルが足りないから、私たちの脳はまだ未熟なのです。
完全に発達していない。だから憎しみ、争い、戦争を起こしてしまいます。

このミネラルがなんであるかを研究すべきでしょう。

前頭葉を完成させる三つのミネラル

知恵の木の実を食べた私たちは、まだ生命の木の実を食べていません。

旧約聖書によると、人類は知恵の木の実を食べたことで、奴隷のように労働しなければいけなくなった。

肝心の生命の木の実とは何か?それはミネラルです。
あるミネラルを取り入れないと人間の脳は発達しない。

窒素
アミノ酸をつくるときは窒素が必要。窒素が不足すると血行不良になって体の遺伝子に異常が起きる。(CHON=炭素、水素、酸素、窒素)

亜鉛
タンパク質の形を決める。亜鉛は難病や精神作用に大きく影響を及ぼす。

希ガス
クリプトン、キセノンという不活性ガスと呼ばれるもの。
脳が創造的活動するのに必要。

僕はこの3つのミネラルが、最後に前頭葉を完成させると考えています。

霊的な波動を受信する稀(希)ガス

3つのミネラルがあることによって、私たちは上手に霊的に目覚めていきます。

霊的な波動を受信するものは、“稀(希)ガス”でありましょう。
霊的な話をするためには、精神論だけではあやふやです。

例えば骨粗鬆症と言うとカルシウム、そのカルシウムを活かしているのはマグネシウムです。マグネシウムがないと骨ができない、主役と脇役がありこの脇役に目を向けていくことです。

このように医学の分野においても、様々な発明発見が成されていくであろうと予言しておきます。

神が作ったこの大気は、完全100%、人類によって使われていません。
大気中には未知の元素がたくさん存在します。

新しい肉体の組成、精神作用、それから徐々に霊的な存在に対して、私たちはアクセスすることができるようになります。

エネルギーの使い方を考えてみる → そもそもそれは第一に矛盾でできている → だから人生に矛盾があっても当たり前 → もともと全人類の体がおかしい → ここから次の飛躍が生まれる→これを人間の体は共同体を作ろうとして乗り越えていった → 単細胞から多細胞になっていくのが共同体

逃げる哲学“天孫降臨”

日本人のルーツは、西から東にかけて約4万年かけて旅をしてきました。

疫病以降社会情勢や職種が変化していく。
それは一面逃げるということになるだろう。
だけど場合によっては逃げるという哲学が必要だ。
日本人の先祖は大草原から砂漠を経巡って逃げてきました。

我が国の神話、古事記と日本書紀にある「天孫降臨」
僕はこの言葉の響きが好きです。
なぜなら日本人はおそらく逃げてきたはずなのに逃げてきた悲壮感が微塵も感じられない。

それは“天孫降臨”だから。

逃げてきたとは書いていない、天から降りてきたとある。
ここには微塵も逃げてきたという負い目もなければ敗北感も滲み出ていない。

威風堂々と日本に降りたとある。

引き寄せられるという東洋の発想

ユーラシア大陸から日本列島に向かったのではなく、日本列島に引き寄せられたという発想です。

他に行き場がなくて目的地に向かって行ったのではない。
日本に引き寄せられてきたと考えると、ユーラシアから逃げて日本列島に行ったという表現にならない。
そうでないと天孫降臨という表現にならないだろう。

根底にあるのは引き寄せられた。
引き寄せるのではなく、引き寄せられる、幸運に。
幸運を引き寄せるのではなく、幸運に引き寄せられていく。
東洋の発想はまさにこれだ。

息を深く吸い込むときは腎の働きが必要で、これを腎の納気(のうき)作用と言います。

医学的に考えても腎臓は横隔膜の近いところにあります。
腎臓が肥大していたら横隔膜が十分に下がりません。
腎臓が柔軟だと横隔膜が下がっていきます。

横隔膜が下がることによって外気が吸い寄せられていく。
吸い込むのではなく空気が吸い込まれていく。

東洋的な見方というのは、自分が何かをするというより他力的にそうせざるおえなかった。むしろそういう力が働いた。

人生の四則演算

想像してください。
明るい未来が自分をある方向に引き寄せようとしています。
その正体がわからないから不安なのであって、実は私たちは皆明るい方向へ導かれているのは間違いないのです。

だから途中で色々あっても気にしてはいけない。
その時に立ち向かっていくのも一つの選択肢だけど逃げるのも一つの選択肢です。

あるときは逃げる
あるときは立ち向かう
自由に組み合わせること

これは逃げてよし、これは逃げてはいけない、これは立ち向かう、これは人の知恵を借りるというように、人生の四則演算で色々な組み合わせのパターンを持つこと。

今こそ自由自在な時代が始まっています。
逃げるのではなく引き寄せられていく。
天孫降臨して、仕事を、人間関係を変えていく。

カバラの原点”生命の木の実”を明らかにする

知恵の木の実より生命の木の実が大事です。
現代文明は知恵の木の実です。
頭脳だけ発展させた、その頭脳で作ったものが今や生命を蝕んでいます。

人間の知恵の木の実でつくった核が、生命の木の実を滅ぼそうとしている。

この二つの原理が旧約聖書のスタートでカバラの原点です。
ですから知恵の木の実でなく生命の木の実を明らかにしないといけない時に来ています。

生命とは何か?
生きるとは何か?
何のために莫大なATPを作るのか?
どっちの方向性に生命、文化が向かうべきか?

昔から東洋では心と肉体という関係があって、健全な身体に健全な精神が宿ると言われます。これはお互いに表裏一体のものであるということ。

同じように文化や哲学があって世界の出来事がある。

今の文明文化はこの先どの方向へ向かうのか?

私たちはプランクトンに近い生命体からスタートして、海から丘に上がって二足歩行を開始し、そして手がフリーになった。それまでは四足歩行で、手は歩行のための道具でしかなかった。

そのため脳が手の歩行運動から解放されて思考活動が生まれた。
まさに人類は知恵の木の実を発展させる方向に歩んできた。

問題は今の文明文化がここから先どの方向に向かうのか?
思考活動をする脳の働きがどの方向にいくのか?
今こそ人間の未来、方向性を探っていく必要があります。

人間とは何か?
どこから来てどこへ向かうのか?

未来は私たちに託されている

空海が言いました。
「人は生まれる前を知らず、死んだあとを知らない」

イエスも弟子に向かって問いかけたでしょう。
「あなたたちはどこから来てどこへ向かうのか?」

誰も知らない、吹く風ですらどこから吹いて来てどこへ流れていくかを知らない。

答えは未来にしかない、過去には答えはない。
未来とは何か?これを考えることでしか脳の未知の領域は発達しない。

どうして脳の90%以上の部分が、生きてから死ぬまでに使われない状態なのか?

それは未来について考えるゆとりかないから。もし私たちが未来について考えたら、使われていない脳の領域が活性化します。

遺伝子も90%以上はデタラメな情報でしかないと学者たちは解説しているがそんなことはないでしょう。

私たちは未来のことを知らないが、とにかく未来について考えることから始めなければいけない。

人間は海から丘に上がってものを考えるようになりました。今この瞬間を生きることはできるが、人間にはもっと違う使命が託されています。

それは「未来を創ることができる」ということ。
未来は私たちに託されています。

人類が行うべき5W1H1F

未来に何が起きますか?と言う受身的な発想では、脳をさらに発展させることはできません。

積極的アプローチがあって初めて脳が完全に開発されてきます。
今日の文明はせいぜい5W1Hしか自問自答していません。

  • Who だれが

  • When いつ

  • Where どこで

  • What 何を

  • How どのように

  • Why なぜ

この5W1Hを自問自答するだけでは、現在の問題を解決することには有効だけど、未来を考えるにはこれだけでは足りません。

そのためには●For が必要です。
何をするべきか、どっちの方向に向かっていくのか。

「5W1H1Fの自問自答」を一人の為政者がやるだけでなく、全人類が考えなければいけません。

「5W1H1F」が、これから5W1Hを上回る発想になっていくでしょう。

神秘体験でわかった人間と神々の役割の違い

十代の頃の神秘体験の話をします。
神社に行った時に「未来はどうなるのでしょうか?」と神に聞きました。返ってきた答えは、「お前はどうしたいのか?」でした。

それでわかったことは、地球の文明は神々が用意したプランで進んでいくのではなかったことです。

お前たちはどうしたいのだ?
私たちはいつでもお前たちが望む未来を創る用意がある
お前たちは勘違いしている
私たちはお前たちが描いたアイデアをもとに製造しているにすぎない
設計者はお前たちである

つまり私たちはプランナー、企画者なのです。
そのプランナーが、目に見えない霊的世界という製造工場、プロダクトファクトリーに想念の因子を運んでそこで創られるわけです。

人間の仕事はプランナー
神々の仕事はプロダクトファクトリー

霊的世界ですべてが決まっているわけではありません。
そう思ったまま死んだら、死後の世界で大きく後悔することになります。

「しまった!ヒントは地上にあった!」

大実業家の悟り

ヘンリー・フォード(1863~1947)の話で、ある日眠っていてふと夜中に目を覚ますと、自分がガリバーみたいになっていて、小人が一生懸命働いているのを見た。

そして小人に何をしてるんですか?と聞くと

「あなたが企画し考えたことを、せっせとこの世で実現させるために働いている私たちは想念の小人です」

これが大実業家の悟りでした。

プランナーは私たちです。私たちがアイデアを出さない限り、神社に行ったり神仏に祈りを捧げても何の働きもできません。

私たちのアイデアをもとにそれをプロトタイプとして製造工場で働いています。

これを知らずに死んだらどうなるか?
原因はあの世にあるのではなく人間にあるのです。

想念因子を霊的世界に送り込め

5W1H1Fの想念パターン
これが私たち人間に託された約97%の遺伝子、あるいは脳細胞をフルに使うきっかけとなるでしょう。

未来についての答えは一通りではありません。
いくつあってもいい。だからあえて未来はこうであるべきと言いません。

ひとりひとりが未来をどうしたいのか?
その主導権を取り戻せ!

この地球に住まうすべてのひとりひとりが、宇宙という大いなる歯車のひとつひとつで、かつ、なくてはならない歯車です。

そのひとりひとりが主導権を取り戻して、こんな風にしたいな、こんな風になって欲しいな。

その想念因子を霊的世界に送り込め!

それによって、私たちの肉体細胞はさらなる発展と進化を遂げて、
そして「未来哲学」を中心に、もう一度文明を作り直したら人工知能はいらないはずだ。

もっと素敵な宇宙があっていい
もっと素敵な未来があっていい

AIにしかできないことはAIにやらせればいい。
じゃあ人間とは何だろうか?
この指針がないから未来の仕組みが働かない。
これから必要なのは、5W1H  & 1F !


2023年2月 Dr.Shu 五島秀一
(協力 足立療術院)








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