見出し画像

歴史波動と伊勢神宮の式年遷宮


歴史には周期性(リズム)がある

20年に一回、伊勢神宮の天照大神様がいらっしゃる内宮が東「米座」へ行ったり西「金座」へ行ったりすることが、日本の歴史に大きな影響を及ぼしています。

伊勢では、古来から東の「米座」に神様がおられる時代は平和で心豊かな「精神の時代」、西の「金座」に神様がおられる時代は波乱、激動、物質欲が強い「経済の時代」として言い伝えられており、過去を振り返れば「金座」と「米座」で時代が移り変わっているという。出典

僕は25年ほど昔、広島の原爆ドームの前を歩いている時に、歴史波動というのを発見しました。歴史には周期性(リズム)があって、似たようなことが繰り返し起きている。そう考えると、将来起きることもある程度予測ができるのではないか。

ドイツの基礎を作った人にオットー・フォン・ビスマルクという政治家がいます。ビスマルクはこのようなことを言いました。

「愚者は自分の経験しか信用しない 賢者は歴史から学ぶ」

9種類の歴史の周期パターン

僕は歴史に周期性があるのを見て、最初に歴史の周期パターンを9種類ほど発見しました。

ちょうどそれは、天体の9つの惑星(現在冥王星は準惑星)、水金地火木土天海冥の惑星と同じように、歴史にも9つの波動があります。

文化の波動(ソフト):160年周期 文明(テクノロジー)の波動:320年周期 攻撃精神波動(権力闘争):480年周期 宗教波動:640年周期 政治団体波動(国家の統治、形態):800年周期 外交波動:960年周期 神国意識波動(愛国心、モラル):1120年周期 法律波動1280年周期 天命波動(経済):80年

9つの周期パターンは波動の合成で作りました。波動の合成というのは、フーリエ解析といって、綺麗なサインカーブを積み上げていくとあらゆる波を作ることができます。複雑に見える波も幾つか合成していくと再現できる。

ということは、最初から綺麗なサインカーブを見つけていけばいい、そうすると、上が陽で下が陰になる。ここから今度は個人の運命を割り出す「天占(てんせん)易学」というのも作りました。これは80年サイクルでできています。

画像1

国家の運命を予測する歴史波動

「天占(てんせん)易学」は個人の人生相談に使うものですが、歴史波動学は国家の運命です。日本の運命が1万年先、2万年先も全部計算で出るように作りました。

日本の天命波動は、中央集権国家ができた聖徳太子の大化の改新を誕生日として割り出します。

歴史波動学の重要なところは、プラスの波(40年)があってマイナスの波(40年)がある。昼があって夜がある。太陽があって月がある。活動期があって休息期がある。このように2つの波があることがとても重要なのです。

マイナス期 1851年(ピーク1871年)1891年・・・・・・・・・・・・・・プラス期  1891年(ピーク1911年)1931年・・・・・・・・・・・・・・マイナス期 1931年(ピーク1951年)1971年・・・・・・・・・・・・・・プラス期  1971年(ピーク1991年)2011年・・・・・・・・・・・・・・マイナス期  2011年(ピーク2031年)2051年・・・・・・・・・・・・・

日本の天命波動と伊勢神宮の遷宮の一致

何が言いたいかというと、日本の天命波動と伊勢神宮の式年遷宮を重ねてみたら、2年のズレだけでほぼ重なっていることがわかりました。

現在(2013年〜2033年)は、西「金座」に神様はいらっしゃいますが、この時期は国内情勢より海外情勢によって日本が動揺する事態が起きます。パンデミックしかり。また西の時期は国家体制が大きく変わる時でもあります。

画像2

マクロとミクロの相関性

歴史波動学は、個人の一生で起きることが国家でも起きますよ、天体で起きていることが地球でも起きますよ、と教えています。地球から何百光年も離れたところの出来事が、実は地球にも影響している、ということです。

マクロとミクロの相関性という点で考えるとすべてが連鎖しています。

私たちが日常生活で学んだことが実は天体の動きにも影響しています。目に見えない腸内の微生物の動きにも影響します。だから真面目に人生を生きるところに意味があるのです。

マクロとミクロというのは、どちらから入っても共通点があります。天文学を学んでいても、日々の生活の在り方に気づくことができますし、お寺の門前小僧であっても庭のちりを箒で掃きながら、宇宙の真理を悟ったお釈迦様の弟子もいらっしゃいます。

そのように自分に与えられえた対象の領域が家庭の中の掃除、洗濯であろうと、大きな仕事をする人であろうと関係ありません。

自分に与えられたフィールドの中に宇宙のすべての秘密が隠されています。

同じことを、ヨーロッパのエマヌエル・スウェーデンボルグという、数学者にして霊能力者だった人がこのように言ってます。

なぜ魂がこの世に生まれてくるかというと、この世というのはあらゆる高次元もあらゆる低次元も重なっているからだ。この地球の中に、遥か彼方の高次元も隠されている。目の前の小さな仕事の中にすべての秘密が隠されている。

僕はこれはすごい言葉だと思います。だから自分の日々の生活が大事なのであって、あとは心構えです。被害者意識で毎日の仕事に取り組むのか、あるいは非常に尊い仕事を神様から与えられて、目の前の仕事に誠心誠意尽くしていくのか、この心構えによってあらわれてくる心理は全然変わってくるのではないでしょうか。

歴史にも人格があると捉える

人間にも人格があるように、歴史にも人格があると捉え、日本の歴史に個人の人生の天占易学の手法を応用したのが歴史波動です。

ここでは歴史波動のことを詳しく解説することできませんが、歴史には法則性があり、その法則性を数式で表すことにより、ある程度未来の動き、国家の運命を予測することができるということです。それに基づいて国家の運営を行えば役に立つのではないかと思っております。

永遠の調和を目指す

歴史波動が常に陰と陽の間を波打っているのは、陰は霊的なもので精神的なものに向かうプロセスであり、陽は物質的なものでこの世的なものに向かうプロセスです。

大宇宙の根源には、精神的霊的な極限と、物質的現世的な極限の世界があり、時の流れの中で両極端のものが往復という運動を通して、永遠の調和を目指していることを表しています。

天命を生きる

日本が目標とすべきは歴史の中から答えを見出し、国境も宗教も思想も関係のない、歴史波動に照準を当てて行く。

これからの時代は一人ひとりが個性を生かし、能力を発揮し、他者への愛の波動を広げて、横のネットワークを張り巡らし、魂による信号、情報のやり取りがはじまります。

ひとりの人間が懸命に生きるプロセスの中で、我が国を思い、人生を思いながら、より大きな自己を確立していくのです。

自己に与えらえた命をより大きく生かそうとした時、天から溢れてくるもの、それこそが天命であり、そのことわりを明らかにするのが、天占易学、歴史波動に与えられた使命なのです。

2020年5月Dr.Shu(記事協力*超越気功協会  伊丹会代表  登 尚代)

参考書籍 『歴史波動』 スピリチュアルを解くサイエンス2

参考DVD 【歴史波動】 スピリチュアルを解くサイエンス2


           




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?