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水の哲学「瀬織津姫が輝く時代」

神の代理人となり自立する

神の目から見ると、人間に一刻も早く成長してもらいたい。宇宙を創った神と同じように、自分で自由に人生を創造して欲しい。

この世の出来事や目に見えない世界も含めて、ある努力をするとある結果が出るという因果関係を理解することは、非常に次元が高いことです。

なぜ次元が高いのかと言えば、因果関係の仕組みを理解すると、現象をコントロールできるようになるから。

つまりこの仕組みを理解すると言うことは、ある意味神に代わって、出来事を支配する力を手に入れたことになります。

神の代理人として出来事をコントロールするようになると、それは神の目から見ると自立したと言えるわけです。

宇宙の理法をマスターする

出来事を支配する力を手に入れた人間の品性が、たくさんの人の幸福を考えられる人であれば、たくさんの理法をまた他の人に教えるでしょう。

もし自分のことだけしか考えない人がたくさんの理法を手に入れたら、宇宙も地球も自分が望むように自由自在に支配するかもしれない、それはとても危険なことです。

理法をマスターできるかどうかというのは、人間の品性に関わっています。

この地球はまだ完成されていません。
理法により誤って権力を手にした人間がたくさんの人を犠牲にして巻き込んだら、とても不幸な結果を引き起こすことになるでしょう。

不幸な出来事は深く潜在意識に刻みこまれる。そして魂は生まれ変わり、次なる人生において「理法」を人一倍理解する人間になるでしょう。

それほどの深い決意がないと、人間の魂というのは悟れないものです。

私たちはまだ人間の魂というものがなんであるか?わかっていません。
ですから何がその人間にとって幸せなのかなどと談ずることはできないし、表面的に幸福か不幸かなどと判断することはできない。

人生においてあらゆる不幸な現象は、潜在意識を掘り下げたと見ることができます。

悲しいかな、人間というのはショッキングな出来事を通して初めて真剣に自己と向き合います。かの中村天風も肺に大きな穴が開いて、死ぬか生きるかとなった時に、初めて自己の生命を自覚しました。

光応答性から生まれる光医学

さらに大きな理法をとらえてみましょう。
それは、心の状態、栄養素、人と肉体という物質の間を繋ぐ「スカラー粒子」が行き来する物質粒子の関係。

例えば、毎朝積極的で前向きな発想をすると、肉体の蘇生、タンパク質の蘇生が少しずつ変化していく。

その証拠に顔相、表情が変わる、それは肉体を構成しているタンパク質の配列が変化するからです。

僕はこれを広い意味の、タンパク質の光応答性と呼んでいます。
人間の意識の光でタンパク質がだんだんと配列を変えていく。
そこから生まれるのが光医学です。

人間の意識は、最近はフォトン、光であるという言い方をします。
この光はアミノ酸の配列を変える、これが光応答性です。

光応答性というのは可視光線との間でよく使われますが、おそらく人間の意識との間でも言えるでしょう。

人間の意識の持ち方によって、徐々にタンパク質の蘇生が変化する、ガンも形を変えていくことになります。

宇宙空間が成り立つ六つの粒子

意識と肉体を繋ぐスカラー粒子

タンパク質はマイナスの電子をたくさん持っているので、タンパク質、プロテイン、アミノ酸をしっかり摂ると、前向き思考になるので栄養素というのは無視できません。

肉体と人の間の因果関係、これを繋いでいるものを僕はスカラー粒子と呼んでいます。

スカラーというのは、ある量を持ったエネルギー(の大きさ)がそこはかと無く漂っている。

スカラー粒子が人間の意識と肉体を間を行き来して、意識が肉体という物質に影響を与えるし、逆に物質が意識に影響を与える。

光医学というのは、だんだんと人間の意識の解明と共に広がっていくことでしょう。

ヒトとモノの間にも科学的な法則というのがあって、地球に生きる僕たちは少し広がった意味での理法というものを徐々に理解していきます。

調和の法則が働くプランク粒子

モノとモノとつなぐ目に見えない小さな粒子があります。
それはエネルギーが揺れている状態で、水のブラウン運動や水が激しく勝手に動いているように見える。生き物のように見える。

そして一定の距離を保つ働き、これを僕はプランク粒子と呼んでいます。
モノも近づきすぎるとたちまちクラッシュします。近づきすぎず、遠ざかりすぎず、調和の法則が働いています。

テレパシー現象のサイ粒子

人と人の間でテレパシーなる現象が起きたりします。
それは人と人の間に行き来する粒子がある、僕はそれをサイ粒子と呼んでいます。サイ粒子はスカラーやプランクとは別種の粒子です。

類似のものを引き寄せるユング粒子

同じような出来事が立て続けに起きる場合があります。
それはコトとコトの間に行き来する粒子があって類似のものを引き寄せる。
僕はそれをユング粒子と呼んでいます。

方向性を持ったベクトル粒子

人と出来事(コト)の間に行き来しているものをベクトル粒子と呼んでいます。
ベクトルというのは方向性を持っている、方向性というのは希望を持ってある方向に行きたいと思っていることです。

引き寄せのパワー「スピリチュアル粒子」

例えばパワーストーンによってラッキーなことが次々と起きたとする。
これはモノがラッキー現象を引き寄せたことになり、モノとコトの間を行き来するのはスピリチュアル粒子です。
霊的に敏感な人はスピリチュアル粒子を心の眼で見たりします。

新たに発見される精神物理学

僕は、このように想念やモノを行き来し、宇宙空間を成り立たせている六つの粒子があるだろうと考えています。

今はまだプランク粒子の現れとしての重力場や電磁場、眼に見える物質科学として探求してるけれども、近い将来はそれを含めた広範な精神物理学というものが発見されていくでしょう。
その時我々は、六つの粒子を目の前にすることになります。

この六つの粒子は、コトとモノとヒトすべてがつながっていて、互いが互いを必要としています。

もしこの地球から人類が一人もいなくなったら実に荒れ果てた星になるでしょう。それは人類が発しているエネルギー粒子が存在するからです。

ここで大事なことは互いが互いを必要としていることです。

コトとモノとヒトのどれかが欠けても他のものが成立しないということが見えてきます。

等価エネルギーで成り立つ「六つの粒子」

そしてコトとモノとヒト、全てが等価のエネルギーでバランスで成り立っています。

例えば、あるコトを引き寄せたということは、それを受け入れるエネルギーを持っていないとそのコトは発生しない。

「神は解決できない問題は与えない」などと言われるのは、六つの粒子の相関図から導き出される宇宙理法のほんの一部です。

将来の医学は、この六つの粒子を全て使いこなすことで全く新しい文明が生まれます。

何にでもなれるES細胞

そもそも万能細胞というのがあって、元々はES細胞と言ってそこから進化したのがIPS細胞です。

ES細胞という概念は本来爪や皮膚は眼にもなれるし肝臓にもなれる、
たまたま爪だったり皮膚だったりするだけで本来は何にでもなれる。
原始的なものを見る力は全部の細胞に宿っています。

永遠に流れ続ける気の流れ

まさに中村天風が自己の病と決別する時に、滝の前で雑念を滝の音とともに水の中に消し去った。
滝に意識を向けて全て流れ去っていった。

不思議ですね、流れ去るものがある。
滝の音、水、流れ、これによって全てを清める神様が瀬織津姫です。

滝と同じように上から下へ永遠に流れ続ける気の流れがあります。
それはエーテルの流れ、重力と言ってもいい。
上から流れ流れ流れ続ける、ひと時も止まることがない。

頭上から足元に落下していくエネルギー。
れは薄緑色のエーテルの流れが頭上から足元に流れ続けていく。

ところが、ある種の観念(心配や恐れなど)が流れ去ることを邪魔します。
それを固定的観念と言う。
これはおそらく中村天風の心中で起きた現象です。

サラサラと流れる水の哲学

では流れさせるためには何が必要か?
かつての西田幾多郎、鈴木大拙などが拠り所とした「金光教」という宗教があります。

AはAであらずして、まさにそれによってAである

どういうことでしょうか?
今自分が経験している人生はたくさんある人生の中のほんの一部である。
今私たちが経験している出来事は起きていなかったかもしれない。
たまたま無数にある可能性の中で選ばれた現在である。
そう思うとこだわらずに楽しめる。
そう思った時、初めてサラサラと水のように流れる。

僕はこれを「水の哲学」と呼んでいます。

瀬織津姫が生き生きと輝く時代

今は滝行としての禊の時です。
その中で先ほどの六つの粒子が生き生きと展開する。

このまま続いて欲しいと思うのはユートピアではない。
もしかしたら無くなってもいい、たまたまそれが起きている。

じゃあ束の間かもしれないけれど楽しもう。
永遠に一瞬一瞬を楽しむ。

これがやがて地球が迎える極楽浄土なのです。
これが瀬織津姫が生き生きと輝く時代です。

2O22年4月12日 Dr.Shu 五島秀一
取材協力 足立療術院


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