shunzo

1977年、東京生まれ東京育ち。20才のときにバイクで都会を飛び出して旅をする中で自然…

shunzo

1977年、東京生まれ東京育ち。20才のときにバイクで都会を飛び出して旅をする中で自然に魅了され、2008年に屋久島に移住。都会人の小僧がどこまでサステナブルな暮らしを実現できるのか。人生をかけて探求していくこの実験中に湧きでた思いを綴ってます。

マガジン

  • イマジン屋久島ビジョンマガジン

    • 28本

    屋久島の「次の30年」を共に考え 共に働いていく対話型共創コミュニティが「イマジン屋久島」です。 そのメンバー達の活動と苦悩を曝け出すマガジンを用意してみました。 屋久島版SDGsがどのような形になっていくのか、見守って下さい。

最近の記事

ゴミの出ない家づくりを

8年前の今日のエッセイ 家づくりがいよいよ佳境にはいってきました 島の材にこだわって地杉での家づくり アペルイでは「ものを大切に。有効に。」をモットーに 製材所ででた切れ端をいただいて 外壁、内壁の下地、窓枠などなど あらゆる箇所に多用しています 捨てられていくものも 人間の心次第で まだまだ使い道はある 切れ端を使うと使えるものと使えないものに分別する時間がかかる 加工に手間がかかる 製材されたものを買ったほうが人件費を考えたら安い といって切れ端は捨てられ

    • 森の豊かさの一部になりたい

      森ではヒキガエルやイタチや鳥がサワガニを捕食して生きている 写真には苔とサワガニの死骸しか写ってはいないけど この2者の恩恵を受けている生きものは人では到底計り知れないほどの数にのぼり その生きものたちの気配がサワガニの甲羅からかもしだされている 生きものの死に直面するたびに その残酷さや悲壮感より 森の多様性や関係性の豊かさに 感動してしまう自分がいる 人は死ぬとき 誰のためになれるのだろう

      • 家づくりは家事の一つ

        屋根裏にこどもの部屋をつくっている まだ完成してないけど 気持ちよさそうに寝てる 釘の箱を作ってくれたり 手元で手伝ってくれたり 掃除してくれたり 家は買わないで 暮らしの家事の一部として 群れで建ててると 衣食住を自らの力でクリエイトする術を 失敗を繰り返しながら研ぎ澄ませて 勝手に自分のものにしてゆく 湧きだしてくる己の直感だけを 信じきってあげて とりあえずやってみる その精神だけ伝わればもう 寝顔が可愛すぎたので盗撮しちゃいました。笑 #廃材建築 #

        • レンゲとイネとミツバチと人の共生を考える

          田んぼにまいたレンゲが満開を迎え蜜蜂がブンブンとやってきています そんな美しい光景で悩みが膨らんでます 緑肥植物といわれているレンゲは肥料になるからとまかれます 屋久島では台風来る前のお盆前までには稲刈りしないと!ということで 丁度今頃には田植えが各集落で始まっていると思います そのタイミングに田植えを合わせるといろんな無理が出てきます まず一つはレンゲが種を成熟させる前に全て耕して土にすきこまなければならなくなります。 するとレンゲは子孫を残す前に全滅してしまいます

        ゴミの出ない家づくりを

        マガジン

        • イマジン屋久島ビジョンマガジン
          28本