「芸術祭」と「学校現場」の連携について考える
【制作の現場】
日々、芸術祭と学校現場の連携について考えています。
今年は、中之条ビエンナーレ2019でも学校現場と連携して作品制作を行います。
学校現場は学校教育法の下、学習指導要領があり、年間指導計画が組まれ、毎日の授業が行われています。
その中で、外部連携するにはこうした学校の制度を理解し、活動の内容を現場の先生方と練っていく必要があります。
授業内で行うのか、課外活動で行うのか、学校行事と関連して行うのかなどで活動の目的や手立てが異なります。
1つの事例として、2016年、「かがわ・山なみ芸術祭2016」実施の際、香川県綾川町立綾上小学校の6年生の卒業制作との連携、香川県立善通寺第一高校の美術科の生徒のキャリア教育の時間で実施した例をアップします。
『影をつかまえる―Sunlight Flag Project 2016―』
香川県綾川町立綾上小学校
香川県立善通寺第一高校
⚫︎写真作家・造形ワークショップデザイナー ・キュレーター・「時間」と「記憶」をテーマに制作。2012年〜ヒロシマの被爆樹木をフォトグラムで作品制作 ●中之条ビエンナーレ2019参加アーティスト ●さいたま国際芸術祭2020 市民プロジェクトコーディネーター