【雑談】 給料を支払う側の気持ち
今日は、自分が給料を支払うようになった時の気持ちを書いてみようと思う。
まず、自分の初めてのアルバイトが19歳の頃だったと思う。
給与明細を貰って、初めてお金が口座に入金されたときは嬉しかったし、お金のなかった学生の頃は、毎月の給料日が待ち遠しかったように思う。
それから大学を卒業して、東京に行って社会人になり、当たり前のように給与や賞与を貰い、生活するようになった。
そして、6年間勤務した後、独立して2年目くらいからアルバイトを雇用して給与を支払う側になった。
そこで実際に感じたことは、
実は、「給与を支払うのも待ち遠しい。」ということである。
これは2つの側面があって、
1つは、基本的には1ヶ月働いてもらい、翌月にその月の給与を支払うようにしているので、労働の対価を預かっている状態である。
つまり、従業員に借金をしている状態。
もしも、給料日までにそのお金が用意出来なければ給与は支払うことはできないので、確実に支払わなければならない義務を負っている。
従業員を多く抱えている会社だと、経営が少しでもひっ迫した時に「給与を支払えないかもしれない」という不安が襲ってくることを想像しただけで、自分に耐えられる器はない。
2つ目は、働いてくれたことへの感謝を早く返したい。である。
1つ目と似ているが少しニュアンスは異なっていて、個人的な感情に拠るものだと思う。
その月の売上は従業員が居てくれたから立てれたものだから、お金という形で感謝をいち早く返したいのである。
学生時代に給料が振り込まれた時の嬉しさ知ってるからこそ、早く給与で好きなものを買ったり、行きたいところに行ってほしい。
会社が想像以上に成長すれば、それだけ賞与という形でお渡しするのも実は会社側にとっても幸せなことである。
結果、給与を支払うことに対して、嫌な気持ちなんて一つも生まれない。
むしろ、待ち遠しいなんて思うのは意外だった。
従業員として働いていたときは月末の営業終わりに達成感があったように思う。1ヶ月間の成果が分かりやすく目に見えて、一区切りつき、来月また頑張ろう。そんな風に思ってた。
だけど今は、毎月、給与を支払い終えたときが実は1番ホッとしてるかもなー
END
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