外食したいし、されたい。

ご存知の通り、いま小売業、外食産業が大変なことになってますね。

僕自身のお店も休業中である。

ネットやテレビを観てると、お店が「助けてくれ。」「補償を早くしてほしい。」

といった声を聞くけど、僕は少し冷めてて、あんまりそうは思わないんですよね。

もちろん助けてくれるなら甘えるけど、「えっ、いいの？」って感じになる。

そもそも外食って無くても生きていけるし、娯楽だと思ってるので、必要となくなる時代がきたのなら潰れたとしても仕方ないかなくらいに思っている。

外部環境の変わったのなら、自分達も変わっていくしかない。

そもそも「必要」とされる職って世の中にはたくさんあると思うんだ。

それでも飲食業を選んでるのは、やっぱ楽しいからだし、これだけ飲食店が溢れてるのに、わざわざ参入していくのは好きだからでしかない。

好きな仕事がなくなる、ボーナスタイムが終わるくらいに考えています。

様々な飲食店が始めるテイクアウトやお弁当も「凌ぐ」っていう感覚が強くて、皆さん普通に接客できる日を心待ちにしてるでしょう。

お店で提供して、対面で満足して帰ってもらえるのってやっぱいいし、終いには逆に「ありがとう。」って言われることだってある、やり甲斐のある仕事だ。

現状、僕のお店ではテイクアウトや配達はしておらず休業という形を取っています。

そもそもドリンクがメインなので、それが出来ないのもあるのですが、お客様が友人と待ち合わせて、わざわざお店に来て、空間、サービス、全てを包括して体験することに意味があると思ってるので勝負できないです。

いつかの収束を願い「耐える」のか、現状に合わせて「変わる」しかないでしょう。

ステイホームと言われても、外出が出来ないことが窮屈で仕方がないので、それが解除されればお店には人が戻ってくると思っています。

犬にも散歩が必要なように、外出ってめっちゃ楽しいじゃないですか。

オシャレして、街歩いて、外食するってやっぱり最高。

それに備えて、耐えたいです。はやくコロナが始まる前の日々になればいいなぁ。

外食したいし、されたいな。

コロナの期間があってよかった、そんな風に思えるくらい、より一層の準備がその日まで出来ればと考えています。

END