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相手にとって面倒なことを考え始めたら仕事の依頼が急増した話

起業同時にやっていた2つのこと

僕は2014年末に事業を開始し、2016年末に今の会社を起業しました。
もちろん最初は仕事なんてありません。
それまでまともに仕事をしたことがなかったので、仕事の取り方もわかりません。
そんな中でやったことはサービスをつくり磨くこととひたすら人に会うことです。
今振り返るとこの2つを同時にやることが結果的に正解でした。
なぜかというと、何かしら挑戦しているものがないとなかなか人は会ってくれないからです。
具体的に言うと、僕の場合は外国人旅行者と日本人のガイドマッチングサービスをやっていたお陰でいろんな人が会ってくれました。
当時インバウンドに注目が集まっていたからです。

仕事が増えた先回り思考法

いろんな人に会って話を聞くうちに彼らが困っていることがたくさんあることに気付きました。
そして、それを手伝ったり解決できるものを提案するうちに徐々に仕事につながることが増えていきました。
そして、劇的にビジネスが上手く行き始めたのは、相手が面倒だと思うことを先回りして考えて、その面倒を引き受け始めた時からです。
例えば、外国人のお客さんが増えていて英語の対応に困っているお店には自分で勝手にメニューの翻訳を作ってプレゼントしたり、海外の最新事情を調べて翻訳要約して送ったり、面倒な仕事相手がいると聞いた時は直接その人とやりとりしなくていいように間に入ったりしました。
そして、この先回り思考は仕事仲間や社内でも重要です。
上司に仕事を頼まれた時などに上司にとってこの仕事の何が面倒かを考え抜いて、頼まれた仕事だけでなくその面倒を引き受けると一気にそのスタッフの評価が上がって行きます。
上司には上司にしかできない仕事をしてもらうんです。雑用をさせてはいけません。
そんなことをやってると、上司はあなたがいることでストレスなく仕事ができるようになり、どんどん評価されます。
例えば、上司がこんな企画をやりたいとアイディア出してきた時はそれをメモして勝手に簡単な企画書をつくるんです。
そうすることで、上司はそれを自分なりにアレンジするだけで形にすることができます。

面倒なことはどんどん引き受ける

つまり、面倒なことをどんどん引き受けるうちに、あの人(会社)に頼んだら楽だし自分の仕事に集中できるから仕事を頼もうという感じで仕事は増えて行くんです。
そして、そういうふうに思ってくれると、仕事の継続率も高くなります。
単発ではなく何度も仕事を依頼してくれるようになるんです。
相手が仕事の中で何に面倒を感じているかを考える力とそれを引き受ける力を磨くと仕事は確実に増えます。
これから起業する方や若手スタッフはぜひ意識してみてくださいね。


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