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偉い人から出る「おれは聞いてない」問題

最近、特に大企業の人からよく話に"おれは聞いてない問題"があります。
これはどんな問題かというと、現場で仕事を進めているといわゆる"偉い人"が「おれは聞いてない」と怒り出してプロジェクトが止まるという問題です。
ある程度力を持つと「自分に話を通していないのは許せない」という発想になる人が多いと思います。

ここでの話を通していないというのは業務に必要な報連相をしていないとか言う話ではなく、業務にはほとんど関係ないけど、「自分が知らないところでやりやがって」という気持ちから生まれるものです。
学生さんが聞いたらアホみたいな話だと思うと思いますが、実際の社会でもたくさん起きている問題なんですね。
僕が今まで関わったプロジェクトでも「話を聞いてない」という理由から担当者が謝罪に行っているケースを何度も見てきました。

もちろん、仁義を通すというのはとても大事で、僕自身も何かに取り組む時は先に関係者に挨拶したり話を通したりすることが多いです。
自分がいないところで進むのは寂しいという気持ちも理解できます。
ただ、あまりにも「話を通せ」というのが多すぎるとプロジェクトが進まなくなるんです。
特に大きなプロジェクトになればなるほど、関係者が増えて話を通すことに時間を使われることになります。
そして、本来進めるべきプロジェクトに取り組むまで時間がかかるんですね。
それって不毛だと思いませんか?

とはいえこんなことを僕が言ったところで人を変えることはできません。
なので、僕自身が絶対にそうならないようにしたいと思います。
権力や名声などに執着せずに生きていきたいです。
将来「おれは聞いてない」と僕が言い出していたら困るので、32歳現在の僕の気持ち路このnoteを書くことで決意表明と将来へのメッセージとして書きました。
将来もし僕がそんな人間になったら、このnoteを送りつけてもらえると嬉しいです。
嫉妬心などで「おれは聞いてない」というのはやめませんか。


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