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ビジネスについて西野さんに相談してみた【プペル渋谷ツアー奮闘記30】

映画『えんとつ町のプペル』はあと1週間ほどで上映が終了しそうですが(公開からもう3ヶ月以上!!)、えんとつ町のプペル渋谷フリーツアーは引き続きやっています。
緊急事態宣言が解除されて「攻め時だ!」と思ったタイミングで、また東京は明後日から「まん延防止等重点措置」の適用が開始します。
もう勘弁してくれって気持ちが強いのですが、会社を経営している身としてはそんなことは言ってられません。
お客さんは毎週来てくれているので、映画を見た方をメインターゲットに頑張っていきます。

西野さんにYouTubeで質問してみた

えんとつ町のプペルの原作者である西野亮廣さんは最近毎日のようにYouTube LIVEで『キンコン西野の相談1000本ノック』というものを行っています。
スパチャ(投げ銭)した人の質問にひたすら回答していくというものです。
「2ちゃんねる」開設者のひろゆきさんが昔からやっているような感じです。

緊急事態宣言が出てから西野さんに直接ご相談する機会がなくなってしまったので、これはいい機会だと考え、早速質問してみました。
※僕が質問したのは上のYouTube動画の30:12〜です

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それに対する西野さんの回答は以下です。

あーでも、今コロナ禍だからでかめのイベントはできないですもんね。
いや、やっぱりあれですよ。一度捕まえた人を離さないというのが一番大事だと思います。
なんか、もう皆よくそれ言うんですけど、とにかく皆なるべくたくさんの人に知られたいというところに行くんですけど、たくさんの人に知られたところで離脱率が高ければ意味がないので、それで言うと一回来た人がもう一回来たくなるようにするにはどうすればいいのか。
つまり、200人もいたらもう十分なはずなんですよ。
200人がまた次のターンもそのまま来てくれたらいいじゃないですか。
というと、人数を増やすと言うかは今いる人をすごく大切にしてまた来てくれるという仕組みをつくったほうがいいと思います。
だから、本当は来てくれた時にめちゃくちゃ仲良くなるというのが一番手堅いのではと思います。
頑張ってください。

リピーターをつくる仕組みづくり

僕はずっと外国人向けのツアーを運営してきたので、リピーターをつくるということが現実的に難しい環境の中でビジネスをやってきました。
外国人旅行者で定期的に日本に来る人は多くないからです。
その概念に囚われていたのか、日本人向けツアーでもリピーター施策を本気で考えてきませんでした。
ただ、西野さんのアドバイスを聞いてよくよく振り返ってみると、プペルツアーにはリピーターの方も既に何人もいて、映画公開前と公開後に来てくれる人もいれば、家族や友人を連れてきたりしてる人や内容が新しくなったということでまた来てくれる人もいました。
西野さんの言う通り、固定のファンをつくることができれば、無限に新規を開拓する必要はないんですね。
確かに数百人の人がリピートしてくれれば、それだけでもある程度ビジネスとしても回すことができます。

リピーターを増やす鍵は”意味変”

ただ、僕らがやっているのはカフェなどではないので、簡単にはリピートしてくれません。
今プペルツアーに参加してくれている人はプペルのモデルスポットを自分の目でみたい、いろいろと教えてもらいたいという目的で参加されていますが、リピートしてもらうために新しいスポットを開拓するには限界があります。
となると、プペルツアーを情報を得るためという目的ではない別の意味をつくらないといけません。
例えば、交流というのも一つ大きな目的になり得ますね。
このツアーにはえんとつ町のプペル好きが集まるので、同じプペル好き同士が交流することができるんです。参加するとプペル好きの友達ができるんですね。交流を目的にできれば、リピートする可能性が上がります。
あと今まで参加してくれた人たちとの関係を続けるために、参加してくれた方限定のフェイスブックグループをつくり、それで現状や裏側などを伝えていくのも良さそうです。
プペルツアーで頂いたチップの20%は絵本の寄付に回るので、どういうところに届けたのかというのもそのグループで伝えることができるといいですね。
僕個人とSNSで繋がったお客さんはリピートしてくれる可能性が高かったので、これは明らかに有効です。
ということで、早速Facebookグループをつくりました。
過去に参加してくれた方々をFacebookグループに招待していきたいと思います。

そういうわけで今後プペルツアーはリピーターで回るツアーにしていこうと思います。
その辺の試行錯誤、裏側をこのnoteでこれからも書いていきますので、引き続き、宜しくお願い致します。


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