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既にあるコミュニティを活用する【プペル渋谷ツアー奮闘記12】

1週間ほど前に「次に狙うべきはオフラインの繋がり」という記事を書きました。その記事の内容はえんとつ町のプペルの原作者である西野亮廣さんのオンラインサロンメンバーのお店などを周り連携させてもらうという話でした。今日はそれがさらに一歩前進した話をします。

コミュニティをつくるのは難しい

先日西野さんとランニングしていた時にとあるサロンメンバーの女性が西野さんに相談をしていました。
「西野さんのようなコミュニティをつくってビジネスを展開していきたい」という話でした。
西野さんはそれに対して「自分でコミュニティを0からつくるのはとてもハードルが高い。ほとんどの人はそれで失敗する。それであれば既にあるコミュニティの中で頑張った方が絶対にいい。」
というアドバイスをしていました。

僕もJapan Local Buddyという数千人が所属する国際交流コミュニティを運営してきてコミュニティ運営の難しさを痛感していたため、このアドバイスは腑に落ちました。
西野さんのオンラインサロンは2021年1月25日現在7.4万人が所属する巨大コミュニティですが、プペルツアーを始めてからここをうまく活用されているサロンメンバーがいることに気づきました。

時代は人検索へ

西野さんは数年前から「時代は人検索へ」になると言っています。

今はどのお店行っても大体おいしいし、大体同じ値段だし、
昔みたいに高くてまずいラーメン屋みたいなのはなくなったし、
どの電気屋さんに行っても大体おんなじ値段になってきていると。

つまり、もうどんどんどんどん情報が共有されるようになってきたら、
基本的には、サービスのクオリティーで差別化を図るのが不可能になってきている。

じゃあそうなってくると、僕たちがお店を選ぶときっていうのは、
前までだったら本当においしいお店に行くとか、安いお店に行くという
サービスのクオリティで選べていたんですけど、
最近はだんだんだんだんそれがなくなってきたので、
ここからはもうお店を選ぼうと思ったら「機能検索」が無理になってきて、
結局「どの」お店に行くかというよりは、「誰」が働いている店に行くか。
『時代は人検索へ byキングコング西野』から引用

そういうわけで、西野亮廣さんのオンラインサロンではまさにサロンメンバー同士が繋がれる機能があります。
どうせどこかのお店でお金を使うのであれば、西野さんのコミュニティにいる人のお店で使おうとなるのです。これは西野さんに限らずどのコミュニティでも同じですよね。

例えば好きなサッカーチームがあったとして、どうせ行くなら同じサッカーチームが好きな店主がいるお店に行った方が盛り上がれるし居心地がいいですよね。

サロンメンバーが集まるお店

そういうわけで今日は”人検索”を実際に実践され、西野サロンメンバーが集まる『ワニノニワ』というカフェに行ってきました。
東急プラザで開催された「えんとつ町のプペル展」の運営メンバーとして一緒に働いた山口ゲンジさんから前から聞いていたので、頼んで連れて行ってもらいました。
『ワニノニワ』は渋谷のど真ん中にあるのですが、住所非公開という面白いお店です。
店主のZenさんは西野サロンのコミュニティをうまく活用されている1人です。
積極的に西野サロンメンバーが集まるイベントを開催したり、サロンメンバーを応援しているそうです。
お店にはサロンメンバーの作品やえんとつ町のプペルなどに関するグッズがたくさん飾ってあります。

サロンメンバーにとってはとても居心地の良い”居場所”となっていますし、なおかつ一般のお客さんが入ってきても普通におしゃれなカフェです。
人検索とはいうものの、料理もとても美味しかったです。

Zenさんは初対面から壁が一切なくとても楽しく話をさせてもらい、今後の展望などもいろいろと聞かせてくれました。
なので、Zenさんのもとにはサロンメンバーが集まってくるんですね。

サロンメンバーのお店も大きなコンテンツ

プペルツアーのゲストは当然プペル好きなので、こういうお店を紹介するととても喜びます。
プペル好きとプペルを応援するお店をつなぐ。
点と点をつなぐツアーだからこそできることがあると思っています。
本日Zenさんと繋がれたことで、プペルツアーのコンテンツも増えました。
僕は常にお店の人と繋がりたいと思っていますが、プペルという共通言語があることですぐに打ち解けることができました。
僕は個人的にも『ワニノニワ』に通うことになると思いますし、仕事としてもいろいろと連携できればと思っています。
今後さらにサロンメンバーのお店と繋がってできることを増やしていきます。
今後『ワニノニワ』も紹介するなどどんどん進化するプペルツアーにぜひ遊びに来てくださいね!


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